初めてジムニーを運転した感想、「普通のクルマと違う!」
ジムニー納車の日。
車屋さんに行くと、ジャングルグリーンの私のジムニーが待っていました。
存在感たっぷりのジムニー。やっぱりかっこいい!かわいい!
納車の手続きを済ませ、いざ初運転!
最初の週末2日間乗った感想は事前に調べていた通り、揺れるし、遅い。
でも、意外に走るな、と思った点もあったファーストインプレッションです。
ジムニーの噂①「揺れる!」
車屋さんの駐車場から車道に出るギャップでその揺れはすぐに感じました。
左右にグワンと揺れます。
その後も、舗装路でもギャップがあるとグワングワン揺れます。
これは噂に違わぬ揺れっぷり。
車酔いをする私でも運転しているときは大丈夫なのですが、ジムニーは少し酔いかけました。
同じく車酔いをする妻が乗ったらどうなるだろう?
一般道でも少しラインを気にしないと揺れが気になります。
ジムニーの噂②「遅い!」
遅い、というより加速してスピードに乗るまでがモタッとしています。
まだ新車(私は登録未使用車を買ったので「ほぼ」新車です)なのであまりエンジンを回したくないのですが、加速するためには3,000~4,000回転回さないとスピードに乗りません。
一度スピードに乗ってしまえば全く問題なく走ってくれます。
その他に感じたこと(ちょっとネガティブ?)
ほかにもジムニーに乗って感じたちょっとネガティブな印象を紹介します。
ハンドルが重い
以前乗っていた2009年製のフォレスターもハンドルが重かったですが、今のクルマはハンドルが軽いです。
でも、ジムニーは少しハンドルが重く感じます。
これはオフロードを走った時に容易にハンドルをとられないようにしているからかもしれません。
慣れてしまえばこんなもんか、と思えるレベルなのでしばらく乗っているうちに気にならなくなると思います。
ハンドルが思ったよりも切れる
これはネガティブとは言わないかもしれません。
コーナーを曲がってハンドルを戻すタイミングを今までのクルマのイメージで行うと曲がりすぎてしまいます。
回転半径が小さいからなのか、胴体が短いからなのかわからないのですが、ちょっと早めにハンドルを戻す必要があります。
これも、慣れですね。
納車2日目|ちょっとロングドライブをして感じたこと
納車2日目は富士山方面にちょっとロングドライブをしてきました。
ジムニーで行きたいキャンプ場「ふもとっぱら」の下見に行きました。
その時に運転していて感じたことをお伝えします。
【Good!】高速道は意外によく走る。クルーズコントロールで楽!
高速道路を走りました。
遅い印象のジムニーですが高速はよく走ってくれます。
クルーズコントロールを設定してしまえばアクセルを踏まずに速度を一定に保ってくれるので、スピードに乗らないからアクセルを踏み込まないといけない、というストレスから解放されます。
これがとても楽。
少し坂道になると自分でエンジンを回してくれます。
ちょっと回転数が上がって気になってしまいますが、高速道路では遅いというストレスは感じませんでした。
【Good!】車内は意外にも静か
ジムニーは高速運転をするとエンジン音がうるさい、と聞いていましたが、私は全くうるさいと思いませんでした。
流している音楽もしっかり聞こえるし(純正のスピーカーも良い音してます)、タイヤノイズも感じませんでした。
私が鈍感なのかもしれませんが、車内の静かさは普通車と同じ気がします。
札幌で乗っていたフォレスターのほうが窓の隙間からの風切り音がうるさかったです。
【Bad?】風の影響は大きい
高速走行をしていると風の影響は感じます。
左右にあおられることは何度もありました。
これはジムニー以外にもミニバンや背の高い軽自動車でも起こる現象だと思います。
強風でふらつかないようにハンドルはしっかり握っておく必要があります。
【Bad!】一般道の坂道はキツイ!
富士五湖方面に向かう道はずっと緩やかに上っています。
一般道は道も混んでいてクルーズコントロールも使えないので、非力さを感じてしまいます。
クルマの流れについていけないこともしばしば。
登坂車線はしっかり左側によって追い越してもらいます。
一車線だと後続車からのプレッシャーを感じてしまいます。
不整地はさすがジムニー!高い走破性で楽しい。
ふもとっぱらについてキャンプ場内を一周してきました。
テントサイトにも乗り入れできるので少し走ってみました。
起伏があるテントサイトはたまに大きなギャップがありますが、ジムニーなら全く心配いりません。
一般道ではグワングワン揺れる動きも、不整地だとうまくギャップをかわしている印象で安心感を覚えます。
テントサイト内のギャップぐらいならおなかを擦ってしまう心配も全くありません。
車体が大きく揺れるのも、不整地を走っている感がでて楽しいです。
助手席に乗っている人がいたら気持ち悪いかもしれませんが・・・。
ダートこそジムニーが輝く場所!
キャンプ場内やキャンプ場までの林道を走っていると、まさにジムニーに乗りたかったのはこのためなんだ!と思わせる走破性を見せてくれました。
納車したばかりのジムニーがホコリまみれになってしまいましたが、やっぱりジムニーは悪路を走ってこそ実力を発揮してくれます。
日常生活では必要ないくらいのパワフルな走破性こそ、ジムニーに乗りたいと思う人が感じる魅力ではないしょうか。
いざというときに役に立つクルマに乗りたい。
そんな思いを現実にしてくれるのがジムニーです。
ジムニー特有の乗り心地を楽しみたい
遅くてもいいじゃないか、という開き直りが大切
早いクルマに乗りたい人はそもそもジムニーに魅力を感じないと思います。
悪路を走るジムニーは一般道では遅くてもいい。
軽自動車だし、黄色いナンバーを着けているんだから、普通車は後ろについても温かい目で見守ってよ、と思いながら走っています。
揺れるのもジムニーの個性?
舗装路のギャップでも車体が揺れるのもジムニーならではの個性。
ちょっと肩が凝りますが、この乗り心地も楽しんでいきたいです。
のんびり走るのがジムニーの楽しみ方
急がず、慌てず、のんびり走っても気持ちいいのがジムニーです。
カスタムをして走行性能を高めていくのもありですし、私もアクセルの反応は上げたいと思っています。
ゆるっと走りたい人はそんなにストレスを感じないかもしれません。横揺れさえ慣れてしまえば、ですが。
私の所有しているバイクは1,000㏄のアフリカツインなので、バイクでは時に走りを楽しみます。
でも、クルマはもともと飛ばさないので、割り切ってのんびり走るジムニーは向いていると思います。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今からジムニーを購入しようか検討している方の参考になればうれしいです。
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