ワンポールテント、買ってしまった
テンマクデザインのパンダtc+がモデルチェンジのため驚愕の半額セール!
1回目のセールでは悩んだ末、見送りましたが、2回目のセール告知でたまらずポチっとしてしまいました。
テンマクデザイン パンダtc+
焚火の火の粉にも強いといわれるTC素材を使ったワンポールテントで、パンダtcにスカートが着いたのがパンダtc+です。
ちなみに、ナイロン素材のパンダはただの「パンダ」です。
縦横270㎝、高さは170㎝というソロ向けのサイズ感。
メッシュインナーもついているので虫のいる時期も使えます。
これで半額は、買わずにいられません。
ワンポールテントはこれまでは敬遠していました
これまでの私のキャンプは登山でのテント泊とバイクツーリングでのキャンプでした。
登山では軽量でコンパクトなモンベルのステラリッジテントⅡを使っていて、バイクツーリングでは少し大きいオガワのステイシーst2を使っています。
どちらも自立型です。
登山やバイクツーリングではテントサイトの地面がどんな状態か予想がつかないときがあるので、ペグ打ちが必須となるワンポールテントは選択肢に入りませんでした。
それと、インナーテントが無いワンポールテントでは虫のいる時期は寝てるとき虫に刺されてしまう。
テントの中も地面丸出しってどうなんだろう?と、魅力よりもデメリットのほうが目立ってしまいました。
冬キャンプにはワンポールテントがいいかも
しかし、今年ジムニーを手に入れ、冬キャンプを本格的に始めようと決心したことで、ワンポールテントに魅力を感じるようになりました。
ワンポールテントはテント内が広く、背も高い。
インナーテントを使わないとテント内がさらに広くなり、薪ストーブや灯油ストーブもインストールできる。
パンダtc+は機能充実、程よい大きさでソロにちょうどいい
私が感じたパンダtc+の魅力を挙げてみます。
程よい大きさ
ソロには十分な広さで、大きすぎない。
テントを買うとき考慮する点は、家で干せるか、ということ。
私は単身赴任中でベランダは広くありません。
大きいテントを買ってしまうと自宅で干すのに苦労するので、キャンプ中の居住性と自宅での干し易さを天秤にかけ、ぎりぎりの線でテントを選びます。
特にTC素材のテントはしっかり乾かさないとカビが発生しますので、干し易さは重要項目です。
270㎝四方のパンダtc+は単身赴任の部屋でぎりぎりベランダ干しを許容できる範囲です。
TC素材
これまではナイロン素材のテントしか使ったことがなかったので、TC素材のテントは一度使ってみたいと思っていました。
焚火をする機会が多い冬用としてはTC素材は頼もしいです。
生地もナイロンより少し厚いので、テントに防寒性は期待していませんが、多少寒さもしのげるかもしれません。
スカートがある
北海道在住の時は秋のバイクツーリングで夜は0度近くまで気温が下がることがありました。
ここまで寒いと、テントの下からのすきま風が身に沁みます。
ステイシーst2の大きな全室に籠っても、すきま風が寒かった思い出があります。
セールで安い!
最後の決め手はやっぱり安いこと。
これだけのスペックで2万円切る価格で買えるテントはそうそうないと思います。
大人ですから、このぐらいの価格なら失敗しても仕方ない、という気持ちで買いました。
結果的には大満足してます。
冬キャンプの強い味方、灯油ストーブを導入
パンダtc+と同じタイミングで灯油ストーブも購入しました。
アルパカプラス
2023年限定販売の「サンドベージュ」を購入しました。おしゃれ!
テントもストーブも偶然名前に「プラス」がついてました。
こちらのプラスはアルパカストーブのリニューアルバージョンということです。
- ストーブ本体の外形寸法:高さ420mm×幅350mm×奥行350mm
- ストーブ本体の重量:6.6kg
- 暖房出力:3.0kW
- 油タンク容量:3.7L
- 燃焼継続時間:約10時間
スペックはアルパカプラスのホームページから引用しています。
このぐらいの暖房出力だと大きいテントでは力不足のようですが、パンダtc+では十分なパワーです。
大きさは小さいとは言い難いですが、コンパクトなほうだと思います。
専用ケース付きのセットで購入しました。
ショルダーベルトもついているし、比較的軽いので持ち運びは苦になりません。(筋トレしている184㎝のおじさんなので、女性は参考にならないと思います)
薪ストーブではなく灯油ストーブを選んだ理由
とんがりテント薪ストーブの組み合わせに憧れるのですが、私は灯油ストーブを選びました。
灯油ストーブを選んだ理由は主に2つです
簡単だから
薪ストーブは設営して、薪を入れて世話をするのが醍醐味の一つだと思いますが、私は比較的シンプルにキャンプを楽しんでいるのでまずは灯油ストーブでいいかなと思いました。
寝る時もすぐに消火でき、朝起きてもすぐに点火でき、設営、片付けも楽なのが魅力です。
自宅でも使えるから
私は寒がりなので、自宅でもストーブが使えるのは魅力です。静岡はそれほど寒くならないので、札幌に住んでいた時に買っていればよかったなと思いました。
電源なしで使えるので災害時にも頼りになります。
使ってみて感じた良さ「移動が楽」
灯油ストーブは使っている間にも好きなところに移動できます。
キャンプ場についたときはテントの前、だんだん寒くなってきたら体の近くに、そしてテントの中にも入れられます。
テントの中に入れる時はもちろん一酸化炭素中毒にならないよう細心の注意を払い、自己責任で使うことになります。
薪ストーブは一度場所を決めたら動かすのは大変。
テントによっては煙突用の穴がある場所で固定されます。
灯油ストーブはその時の状況によって配置を変えられるが便利です。
今のところ、灯油ストーブに大満足ですが、冬キャンを続けられたらいつか薪ストーブが欲しくなると思います。
絶対欲しくなる・・・!!
新幕、灯油ストーブでの秋キャン@ふもとっぱら
単身赴任先の静岡の自宅からは下道で1時間40分ほど。
灯油ストーブを買ったものの、肝心の灯油を買っていなかったので、まずは灯油を入れるポリタンクを購入してからガソリンスタンドで灯油を購入。
実は灯油を買うのは人生初。
セルフで無事、灯油を買いました。(少しこぼしました)
設営簡単なワンポールテント
ふもとっぱらは2回目。
前回同様、富士山トイレの近くに設営しました。
四隅をペグダウンして、あとは真ん中にポールを立てるだけ。
設営はとっても簡単です。
寝床はグランドシートを敷いた上にマットを乗せる地べたスタイル。
コットは持っていません。
10月下旬で虫はもういないので付属のメッシュインナーはつけません。
一度付けてみたのですが、ドームテントのようにピンと張ってくれず、蚊帳みたいになって狭かったのでやめました。
インナーが無いほうが、テント内を広く使えます。
持っていたタープを張ってみました
パンダtc+のような三角点とは前室がないので、試しに前から持っていたモンベルのタープをジョイントしてみました。
テントの上にフックがあるので、そこにタープの片側をカラビナでひっかけて接続してみたのですが・・・
なんかちょっと違うなぁ。
雨の日はいいかもしれませんが、晴れの日はすごく窮屈です。
富士山が見えるふもとっぱらで、晴れているのにこんなに視界を遮ってはもったいないのですぐに外しました。
灯油ストーブもセッティングして寒さ対策は万全!
今回の我が家の完成です。
ドームテントから三角テントにするだけで、ちょっとおしゃれになった気分です。
ストーブが見えませんが、こちらも今回のために購入した反射板で覆っています。
風よけ&反射熱で暖房効果が高まるそうです。
焚火でもこの反射板があると暖かさが違うようです。
前回のキャンプであまった薪を持ってきましたが、ストーブがあったので焚火はしませんでした。
チェアに座った景色はこんな感じです。
すぐ隣には愛車のジムニー。
好きなものに囲まれて過ごす時間、最高です。
寒さ対策万全の寝床
寝床はグランドシートの上に薄手のアルミマットを敷いて、WAQの80㎜厚マット。
さらにコールマンの3シーズン用封筒型シュラフとモンベルの#1ダウンシュラフで防寒対策は万全です。
雪山登山でマイナス15℃の中テント泊を経験しているので、気温がマイナスにならない今の季節にこんな大げさな装備は必要ないとわかっているのですが、クルマだとなんでも持ってきてしまいます。
キャンプ飯と景色を楽しみ、灯油ストーブの暖かさに癒される
遅めの昼食はイカ焼きそば
灯油用のポリタンクや灯油を買うのに時間がかかりキャンプ場につくのが遅くなり、ランチも遅くなりました。
携帯に便利な小さめのポリタンクを探してお店をいくつか回ったのですが、結局見つからず18リットルも入るポリタンクを買いました。
お昼は、自宅で食べるように買っておいたイカを食べきれずにいたので、それを持ってきて焼きそばを作ります。
イカとしめじとピーマンをオリーブオイルとニンニク、ショウガ、鷹の爪で炒めて焼きそばを作りました。
メスティンで作ったのでパンパン。
一度に炒めきれなかったので具材と焼きそばは別々に炒めました。
ソロキャンであっても、少し大きめのフライパンがあるといいですね。
夕飯はすき焼きにしました
空が赤く染まり始め、気温もだんだん下がってきたところで灯油ストーブを点火し、オイルランタンにも火を灯しました。
これからがキャンプの楽しい時間です。
夕飯はすき焼きにしようと、少し奮発して牛肉を買いました。
またまたメスティンで作ったので2回に分けて作りました。
牛脂でお肉を軽く焼いてから焼き豆腐、長ネギ、えのき、しいたけを入れてすき焼きのたれで煮込み、最後に春菊を入れて少し火が通ったら完成!ちゃんと生卵も持ってきました。
市販のたれを使っているので味を外すことはありません。すき焼きうまーい!
写真映えする見た目にはなりませんが、味がよければ良しとします。
しめはうどん。
本当は白米が良かったのですが、メスティンを使うので炊飯ができないということでうどんを準備してきました。
ランチが遅かったこともあり、おなかいっぱいです。
夕飯の時はストーブをテントの中に入れておこもりスタイルで作っていました。
もちろん、テントの入口は全開で一酸化炭素中毒にならないようにしています。
反射板はテントの中にストーブを入れる時にも重宝します。反射板の裏は熱くないのでテントが燃えるのを防ぎます。
テントの中にストーブを入れると上着がいらないぐらい暖かくなります。
暖かいテントの中で過ごす秋の夜
食事が終わったらあとはのんびり過ごします。
お酒を飲まないので、ノンアルやコーヒーを飲んで過ごします。
月が明るいです。
暗くなってから一眼で夜景を撮りましたが、なかなか上手く撮れません。
シャッタースピードを遅くしているので子供がヘッドライトを付けて歩いていたら、ライトの光が線のように伸びていました。
たくさんのキャンパーがそれぞれの時間を過ごしています。
私は21時過ぎには寝ました。キャンプの時はいつも早寝です。
灯油ストーブで朝のキャンプ飯が最高だった!
朝起きて、灯油ストーブを点火します。
寒い朝にすぐに暖を取れるのが灯油ストーブのメリットと思っていましたが、そのありがたさを実感します。
そして、ストーブの上でお湯を沸かします。
お湯を沸かすのにいちいちバーナーを出さなくていいのも便利です。
朝食は簡単に。
シェラカップで目玉焼きを作ります。
蓋をしなくてもいい感じに焼けました。味付けは塩コショウ。
そしてこれが驚きのうまさだったベーグル on 灯油ストーブ
最初はストーブの天板に直置きしていたのですが一瞬で黒焦げになってしまったので、メスティンのメッシュトレイの上に載せて焼きました。
ハムとヨーグルト、そしてコーヒーも淹れて私の中では相当おしゃれな朝食が出来上がりました。
そしてこのベーグルが、カリふわで驚きのおいしさ!
成城石井の3個入りベーグルです。
きっとベーグル以外のパンでもストーブの上で焼いたらおいしくなると思います。
目玉焼きもいい具合に黄身が半熟で、ベーグルやハムに絡ませて食べるのが美味しかったっです。
これはキャンプの朝食としてしばらく病みつきになりそうです。
なんか・・・今どきのキャンプしてるっ!
三角テントに灯油ストーブ、富士山見ながらのキャンプ。
YouTubeで見るような今どきのキャンプって感じです。
ジムニーを手に入れてからはこれまでの登山やバイクでのキャンプと違い、「キャンプそのものを楽しむ」キャンプをしています。
ちょっと意味わからないですね?
登山やバイクツーリングは移動がメインで、キャンプは寝るための手段のひとつ、といった感じです。
バイクツーリングの時は装備も少し増えるので、キャンプも楽しめるようになりましたが、それでもキャンプ場につくのは15時頃なので、すぐに夜になってしまいます。
朝の出発も早いです。
今はキャンプがメインなのでキャンプスタイルが違います。
それぞれにキャンプの楽しみ方があり、装備が多い、少ないでキャンプの楽しさが変わることは無いです。
バイクでのキャンプツーリングは6年間の北海道生活でかなり楽しんだので、静岡に来た今は、ジムニーで装備が充実したキャンプも楽しみたいと思っています。
これからもキャンプギアが増えていきそうな予感です・・・。
今回から導入したキャンプギア
テンマクデザイン「パンダtc+」
廃盤が決定し、在庫がなくなりまでスペシャル価格で購入できます。
気になる人は今のうちに!(2023年11月現在)
アルパカプラス「TS-77 NC」
私は2023年限定色「サンドベージュ」にしました。専用ケース付きのセットです。
キャンプグリーブ「大型風防板 ウインドスクリーン」
サイズは30~60cmとありますが、私は60㎝を買いました。横幅は120㎝です。
アルパカプラスの上まで覆うことができるので、風よけ効果も高くテントの中にストーブを入れてもストーブがテントに触れないので安心感があります。
色はブラックもありますが、ブラックは反射熱効果は期待できないということです。
夏の暑い季節に使うにはブラックがいいと思います。
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