【キャンプツーリングのために買って良かったもの】ムーンレンスのローチェア

ソロキャンプの小さめテントに合うサイズの背の低いチェアが欲しい！

ソロのバイクツーリングではコンパクトな1〜2人用のテントを使うことになりますが、それに合ったチェア選びはなかなか苦労します。

・背の低いテントや折り畳みテーブルに合う背の低いチェア

・背もたれがあってのんびり寛ぎたい

・しまう時もコンパクトに

こんな要望を叶えてくれるチェアが必要です。

真っ先に思い浮かぶのがヘリノックスのグラウンドチェア…でも、高い！

チェアワンよりも背が低いグラウンドチェア。これなら完璧ですが、何せ高い。

そこでネットで調べていたら「ムーンレンス」というブランドのグランドチェアを見つけました。

1脚だと3,000円台です。私が購入したときはちょうどAmazonプライムデーでセールをしていたので、少し安く買えました。

1シーズン使ってみたのですが、座り心地も強度も満足いくものでした。

ムーンレンス、ローチェア

もう少し背の高いチェアもありますが、この高さがちょうど良いです。

重さは1kg弱。バイクに積んでいくのでそれほど重さは気になりません。

前面につけているのが収納袋です。サイドにはポケットが両側に付いています。

収納袋もこの位置にあればちょっとした物入れになりますね。

作りもしっかりしています。

私の体重は75kgですが、勢いよくドカッと座っても強度の心配はありません。

座面の広さも大柄な私が座っても窮屈さを感じません。

骨組みがしっかりと四角形に作られているのも安心感があります。

ソロテントにちょうどいいサイズ

テントは小川キャンパルの「ステイシーst2」です。

全室が広く、高さもあるのでテント自体にゆとりがありますが、これで身長184cmの私が座っても頭上には十分な空間ができます。

小さいタープを使う場合でも頭上が窮屈に感じることはないと思います。

足を放り出して座ってもいいし、料理をするときに少し前屈みになっても窮屈さはほとんど感じません。

意外に便利なのがこのサイドポケット。

スマホなどを入れておきます。

座った状態だと股関節がかなり屈曲していてズボンのポケットの中のものを取り出そうとすると、いちいち腰を浮かせてポケットを探るような動作になるので地味に面倒です。

ポケットはベルグロで固定されています。

ポケットが固定されていると風が強い時にポケットが舞い上がってしまうのを防ぐことができます。

マイナス点をあげるとすると、足を畳むのが少し面倒

慣れてしまえば問題ないですが、収納時に短い足を畳むのが少し面倒です。

中のドローコードの反発力が強いので、手を離すとすぐに元に戻ってしまいます。

収納時はベルグロで骨組みを巻きつけて固定するのですが、その際も気を抜くといちいち足が戻ってしまうのですが、2〜3回やっていればすぐに慣れてしまいます。

これまではヘリノックスの大きめチェアを使っていました

これまではこんなスタイルでした。

ヘリノックスのチェアワンよりも大きく、チェアツーよりも小さい。今となってはどのタイプなのかホームページで見ても良くわかりません。

単身赴任先の部屋でも使えるようにと思って買ったのですが、日常使いにはちょっと不向きでした。

キャンプでも山岳テントであるモンベルの「ステラリッジテント2型」とミニヘキサタープの組み合わせだったのでチェアだけが少しサイズ違いで浮いています。

小さいテーブルで料理をする時も少し腰の位置が高いし、背の低い焚火台で焚火をする時もやっぱり不便。

最後の方には地べたに座って料理して、焚火して、何もしないで寛ぐときだけ座っていました。

ちょっと油断するとタープに頭がついてしまいます。

価格重視だけ、と言わず品質的にもムーンレンスはおすすめです

1シーズン使ってみて「安かろう悪かろう」的な印象は全くありません。むしろブランドを気にしないのであればこちらを買う方が正解だと思います。

まだローチェアのカテゴリーではそれほど製品が多くないので、選択肢が少ないのですがぜひ試してみてください。