ツーリング|コロナ渦のツーリングで気をつけたい3つのこと

ツーリング

こんな時だからこそ、密を避けて好きなツーリングを楽しみたい!

「不要普及の外出は避けるように」ということで無闇に出歩くのもはばかられるこのご時世。

でも、バイク乗りなら「バイクに乗っている時は換気も問題ないし、そもそも密にならないからツーリングに行きたいんだ!」と思っていることでしょう。

私もそんなバイク乗りの一人です。

実際にこの状況下で密を避けられるバイク需要は高まっていて、バイクの販売台数は増加傾向にあるということです。

政治の世界でもバイクの利用促進や安全などを高める法整備を進めるための国会議員連盟が発足されるなど、いい意味でバイクに関心が寄せられている流れもあります。

多くの関心は通勤や日々の移動に公共交通機関に変わる移動手段として、ということだと思いますが、余暇の過ごし方としてツーリングに出かける場合も混雑している観光地や屋内施設に立ち寄らず、走りそのものを楽しんでいれば個人的にはツーリングに出かけても良いと思っています。

でも、考え方は人ぞれぞれ。ライダーを見て快く思っていない人も少なくありません。

そんな人たちから批判的な言葉を浴びたり、大事な愛車にいたずらをされてツーリング先で嫌な思いをしないように、自己防衛できることはしておきたいです。

ここでは、私が気をつけている「ニューノーマルなツーリングスタイル」についてご紹介します。

ニューノーマルなツーリングスタイル3選

人混みの多い観光地や施設には極力立ち寄らない

ツーリングに限らず人混みを避けるのは当然のことですので、もはや常識ですね。

行きたい場所があっても混雑していたら諦める潔さも必要です。

ツーリングの楽しみである旅先のグルメも、場合によっては我慢しないといけないかもしれません。

私はお店が空いていたら店内で食べますが、混雑していたらテイクアウトにするか、最悪はコンビニで軽食を買って済ませるようにしています。

人混みを避けるのにはもう一つ大きな理由があります。

それは、バイクにいたずらされる可能性があるからです。

これまでも県外ナンバーのクルマというだけで傷をつけられたり煽り運転をされると言った嫌がれせ行為がニュースで報道されていたと思います。

自分の愛車を傷つけられたら悲しいですよね。私は単身赴任中で東京のナンバーですから、あまり人目につくような場所にバイクを停めるのは少し抵抗があります。

さらに、見知らぬ人から嫌な言葉を浴びたらせっかくのツーリングも台無しです。

「ツーリングは密を避けてるからいいんだ!」という自己主張をしても相手にとっては意味がないことなので、お互いの衝突を避けるためにも「人には近づかない」のが一番です。

実際にツーリングをしていて地元の人と話す機会がありますが、嫌がらせを受けることはなく気さくに話してくれる人がほとんどですけれど。

無理な追い越しをせず車両間隔を開けて走る

これも煽り運転を避けるための防御策です。

私は一度、買い物のために札幌市内をバイクで走っていたら明らかに嫌がらせのように幅寄せをしてきて強引にコーナーで詰めてきたタクシーに遭遇した経験があります。

自分では必要な外出だったにもかかわらず、周りから見たら「ただのツーリング」に見えてしまうのだと思います。クルマなら買い物なのかドライブで遊びに行っているのか判別しづらいかもしれませんが、バイク(特にスクーターではなく大型バイクなど)は遊びに出ていると思われるかもしれません。

私自身、「そう思われているんだろうな」という自覚があるのでバイクを見ただけで不快になる人も少なくないかもしれません。

ちょっと被害者意識が強すぎでしょうか??

私はその経験以来、リアのトップケースに「北海道在住者です」のステッカーを貼っていますが残念ながらそのステッカーに気がつく人は少なく、ナンバーだけ見て「東京からきたの?」と(好意的に)声をかけてくれる人ばかりです。

幸い、こうやって声をかけてくれる人は「東京からきたの?」の後に「すごいねぇ」と言ってくれる人が多いのでこれまでにツーリングに対して批判的な言葉を受けたことはありません。

会社ではツーリングに行った話をしない

意外にこれが一番大事なことかもしれません。

会社で「会食を避ける、外出もできるだけ避ける」という指示を受けている人は多いのではないでしょうか。

そんな中でツーリングの話をしてしまったら「自分は我慢しているのにあいつは遊びに出かけている」という目で見られてしまう可能性があります。

悲しい話ですが、私は緊急事態宣言が出ていない時期でも帰省のために東京に帰ったら「あいつはこんな時に東京に行っている」という批判的なタレコミを匿名で受けたことがあります。当然、会社は問題視せずにそんな非難を浴びた私を慰めてくれましたが…。

それ以来、私はプライベートの予定は一切会社の仲間に話さないようになりました。

なんだか悲しい世の中になりましたね。

本来ならブログやSNSでもあまり情報発信はしない方がいいかもしれませんね…。

見えない敵が一番恐ろしいということ

新型コロナウィルスという見えない敵との戦いで、人間関係がいかに脆くいものなのかというのを痛感させられています。日々、このウィルスが原因でのトラブルがニュースで報道されているのが嫌になり、最近ではテレビはほとんど見なくなりました。

バイク乗りならツーリングに行けないとストレスが膨らんで精神衛生上良くないですから、迷惑をかけない範囲でツーリングに行きたいですよね。

とはいえ世の中には色々な人がいます。自分では問題ないと思っていても、周りに理解されなければ思わぬトラブルに巻き込まれることもありますので、自分とは違う意見を持った人がいることを理解した上でツーリングを楽しむのが大事なことだと思います。

早くこれまでのように気兼ねなくツーリングが楽しめるようになるといいですね!

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