北海道ツーリング|美瑛・富良野へ「ニューノーマル」日帰りツーリング

ツーリング

花が咲いていなくても走っているだけで気持ちいい!美瑛・富良野には「北海道らしい」風景がある!

6月の晴れた週末、札幌からぶらっと日帰りツーリングでおすすめしたい美瑛・富良野方面。

富良野のラベンダー畑、美瑛の丘めぐり、青い池…など、北海道を代表する観光地が目白押しのエリアですが、そんな定番の観光地に寄らなくても満足できる、ただただバイクで走っているだけでも気持ちの良い景色が広がります。

新型コロナウイルス蔓延による密を避けたるために、可能な限り立ち寄り場所を少なくした”ニューノーマル”なツーリングに行ってきました。

ニューノーマルなツーリング

・できるだけ人の多いところに行くのを避ける(メジャーな観光地など)

・走りを楽しめる気持ちの良いルートを選ぶ

ソロツーリングは密を避けられるので、私は以前から「ニューノーマルなツーリング」を実行していることが多いことに気づきました。

今回のルート

*ツーリングログアプリ「Road Stock」がアップデートされて、ツーリングログがテキストデータでメール転送できるようになりました。

TRIP : 359.0km
所要時間 : 8h 45m
乗車時間 : 7h 22m

START : 2021/06/05 8:20
 08:29 創成川通
 08:30 北1条雁来通
 08:47 国道275号線
 09:58 滝新橋
 09:58 滝新バイパス
STOP : 09:59 / 79.1km @ ローソン 滝川空知町店(トイレ休憩&麦茶購入)
 10:13 滝新バイパス
 10:14 国道12号線
 11:00 台場4条通
 11:06 環状1号線
 11:17 国道237号線
 11:37 美沢通
 11:38 本通
 11:40 =====
STOP : 11:43 / 153.1km @ BEETLECAFE(ランチタイム)
 12:24 本通
 12:25 環状通
 12:26 国道237号線
 12:39 吹上上富良野線
 12:43 =====
 12:44 上富良野停車場線
 12:46 上富良野旭中富良野線
 12:51 =====
 13:03 東山富良野停車場線
 13:26 国道38号線
 13:29 国道237号線
 13:42 =====
 13:47 国道237号線
STOP : 13:58 / 241.8km @ 道の駅 自然体感しむかっぷ(トイレ休憩)
 14:17 夕張新得線
 14:22 占冠穂別線(支線)
 14:26 国道274号線
STOP : 15:14 / 300.9km @ 夕張市農協銘産センター(夕張メロンのおやつタイム)
 15:39 国道274号線
 16:24 平和通
 16:30 =====
 16:33 札幌江別通
 16:45 環状通
GOAL : 2021/06/05 17:06

ルートは旭川を経由して美瑛へ。美瑛では「BEETLE CAFE」でランチタイム。混んでいたらテイクアウトしようと思っていましたが、入店した時にはテイクアウト待ちのお客さんが1組しかいなかったので食べていくことにしました。帰りは夕張で夕張メロンのおやつを食べて帰宅。そのほかはトイレ休憩で2箇所立ち寄っただけで、トイレや買い物が済んだら駐車場で休憩していました。

BEETLE CAFEでびえい豚バーガーと絶品ロールケーキを堪能

美瑛駅から徒歩で行ける距離にあるBEETLE CAFE。メインストリートから路地に入った場所にあり古民家を改装したお店なので、看板がないとお店だと気付けないようなこじんまりとした佇まいの雰囲気のあるお店です。

駐車場が無いのですが、車通りの少ない道路沿いだったのでお店の前に停めさせていただきました。道の駅が隣接している美瑛駅から約230m、徒歩3分の距離なので街中の散策ついでに訪れる際には道の駅の駐車場に停めて歩いてくるのも良いですね。

びえい豚バーガーと絶品ロールケーキを堪能できる落ち着いた雰囲気のカフェ

グルメバーガー好きなのでオフシーズンの間に北海道内各地のグルメバーガーをチェックしていたのですが、ここはそのお店の一つ。この方面だと「FURANO BURGER(フラノバーガー)」が有名ですが、有名過ぎて混んでいることもあるので今回はパス(以前行った時は行列していたのでそのまま通り過ぎました)。BEETLE CAFEはロールケーキの有名店で働いていた経験があるというオーナーの作るロールケーキも美味しいということだったので楽しみにしていました。

店内はテーブルが4つぐらいでこじんまりしていますが、全てソファ席でゆとりがあります。入り口のドアは開いたまま、窓も開いているので換気もされています。天気が良かったので外からの風が気持ち良かったです。

このお店の名物は「大雪山バーガー」で、パティが2枚入ったビッグサイズバーガー。本当はこれを食べたかったのですがロールケーキも食べると食べ過ぎになってしまいますので、シンプルな「びえい豚バーガー」をオーダーしました。

予想以上に大きくてびっくりの「びえい豚バーガー」

この写真では伝わらないかもしれませんが、予想していたよりずっと大きいバーガーです。

グルメバーガーといえばビッグサイズのものが多いのでそれらと比べると標準サイズなのですが、なぜ「予想より大きい」と感じたかというと、このバーガー、チップスが添えられていて価格が650円なんです!通常グルメバーガーといえば安くても800円〜が相場だと思っていたので650円ならそれほど大きくは無いだろうと勝手に想像していたので嬉しい誤算でした。

ブランド豚ではありますが牛肉のパティよりもコストが抑えられているからなのか、北海道のお店によくある「安くてもボリュームは落とさない!」という気概を感じられるバーガーです。

ロールケーキと合わせて「大雪山バーガー」を食べていたら満腹で動けなくなっていたかもしれません。

グルメバーガーといえば高カロリーを覚悟して食べるのですが、びえい豚のパティは脂っこくなくてさっぱりしています。野菜はトマトが2切れにレタスもたっぷり。ソースもサラッとしていてお皿の上で食べないと流れ出てしまうぐらいで味付けもマイルド。ハンバーガーとしてはかなりヘルシーな印象です。

バンズはサクふわ。

ガッツリ系のバーガーを食べたい人には物足りないかもしれませんが、ここのバーガーは女性でも無理なく食べられるような味付けに感じました。

アイスコーヒーのグラスと比べると大きさがわかると思います。

優しい甘さの生クリームが絶品!極太ロールケーキ

そしてこのロールケーキが絶品!生クリームがミルキーで優しい甘さ。どこか懐かしい、家で作るような(と言ってもかなりクオリティの高い)生クリームがたっぷり入っています。贅沢に分厚くカットされていてボリュームたっぷりですが、ハンバーガーの後でも難なく食べられてしまいます。

これでお値段350円!信じられない安さです。

アイスコーヒーが200円だったので、全部で1,200円。ボリュームも味も価格も、そしてお店の雰囲気も満足度が高かったです。

富良野で一番好きなツーリングルートを走る

美瑛で食事を食べたら富良野方面に向かいます。

まだラベンダーのシーズンでも無いのでラベンダー畑は見向きもせず、ベルルイ〜麓郷方面に向かいます。

田んぼや畑が広がる丘陵地帯を走るルートは富良野の中でもおすすめのツーリングルート。6月の今の時期は田んぼに水が張られていてのどかな風景が広がります。

大型バイクに乗っていてもスピードを出す気を起こさせないのどかな景色。ニューノーマルのツーリングは走っている時間をのんびり味わうのがいちばんの醍醐味。こんな良い道を急いで通り過ぎるのはもったいない。

ゆっくり、ゆっくり、走ります。

旬の味覚・夕張メロンを食べる

富良野からはかなやま峠を越えて道の駅しむかっぷでトイレ休憩をして夕張方面へ。

先日、夕張メロンの初せりがあったというニュースが流れていたので、早速、初モノの夕張メロンをちょっとだて食べてみることにしました。

向かったのは巨大なメロン熊で有名な夕張市農協名産センター。

15時過ぎの到着だったからなのかお客さんはまばら。

店内の飲食スペースも誰もいなかったので店内でカットメロンを食べることにしました。

1/16サイズぐらいにカットされた可愛らしい夕張メロン。これでお値段600円!やっぱり夕張メロンは高価ですね。お店の入り口で試食をもらいましたが、試食の1口サイズでも100円ぐらいするのかもしれません。

高いですが季節ものですし、1回ぐらいは食べたいものです。

しっかり冷やされた夕張メロンは柔らかい果肉で口に含むと果汁が溢れ出てきます。そして甘い!うまい!

富良野にも赤肉の「富良野メロン」がありますが、そちらは果肉がしっかりしていて食感が全く違います。夕張メロンは完熟になってからはあっという間にジュースのようになってしまうので、完熟メロンはかなり安く手に入る時があります。今回お店に並んでいたのは1玉3,000円以上するものばかりでした。

もう少しするとお店の2階にある「めろんのテラス」で夕張メロンの食べ放題ができます。食事のバイキングもこみで3,500円ぐらいですが、4年前に行った時はとにかくひたすら夕張メロンだけを食べている人もいましたね。1玉分ぐらい食べれば元が取れますからみんな必死です。

走りをメインにしながらポイントを絞った目的地を選べば充実したツーリングになります

夕張でメロンを食べたら帰路に着きます。

今回のツーリングはメインで立ち寄った観光地は2箇所ですが、気持ちの良い景色が続くルートを選んだので楽しいツーリングでした。

バイクにまたがり、右に左にバイクを傾けながら風を切って走るのがクルマと違う魅力。その原点を思い出してバイクを操る楽しさ、風を感じる楽しさがあれば有名な観光地に寄らなくても十分楽しめます。むしろ、走っているのが楽しいから中途半端なタイミングでバイクを降りるのが面倒なぐらい。

北海道に来て5年目になり主要な観光地は一通り訪問しているので、あえて観光地に行かなくて良いという余裕もあるのですが、このご時世ではいろいろ寄らずにバイクに乗る楽しさを満喫できれば十分かな、とも感じました。

6月に入り気温もだいぶ上がってきたので、今度は密を避けたキャンプツーリングにも出かけたいと思います。

余談:今回の燃費について

今シーズンはオフロードよりのブロックタイヤに履き替えて、タイヤの減り具合や燃費についてもチェックしているのですが、今回の燃費はなんと26km/Lという高燃費でした。

ツーリング中盤までは27km/L台を維持していたのでオンロード用タイヤの時と同等かそれ以上の燃費でびっくり!

もしかしたら燃費を左右しているのは運転の仕方が大きくてタイヤの特性はあまり関係ないかもしれません。

今シーズンの燃費に関してはとても興味深いので今後も欠かさずチェックしていきます。

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