これまでに訪れた道北のキャンプ場をご紹介します!
道北エリアは訪れたキャンプ場が少ないのですが、ツーリングの拠点となる場所ばかりなのでツーリングを計画するときの参考にしてみてください。
キャンプ場までのおすすめルートやグルメもご紹介します。
*キャンプ場の利用料金は変わる可能性があるので記載していません。また、訪問当時と状況が異なっている場合もあります。ご利用の際は各キャンプ場にお問い合わせ、もしくはウェブサイト等でご確認ください。
朱鞠内しゅまりない湖畔キャンプ場(幌加内ほろかない町)【夏も涼しい朱鞠内湖畔の人気キャンプ場】
ここがおすすめ!
- 避暑に最適!真夏でも涼しい快適なキャンプ場
サイトが広い、森林に囲まれたキャンプ場。 - サイトにバイク、車の乗り入れ可能。
- 管理棟で焚き火用の薪が販売されている。
北海道の賃貸物件は暖房設備は必ずありますがエアコン(冷房)が無い物件が多く、我が家にもエアコンがありません。真夏の1〜2週間は夜でも室内が30℃近い時がありなかなか寝付けず寝不足の日々が続きます。
そんな時はキャンプツーリングに行くのが一番なのですが、ここ朱鞠内湖は真夏でも朝晩の気温は1桁になるくらい涼しいので快適!真夏でも気持ちよく過ごせて、焚火を楽しむにも最適です。
涼しいというより寒いですから、防寒着を持って行きましょう。
薪は管理棟で調達できます。
サイトは3つに分かれていて、湖の目の前から林間サイトまであります。
ただし、湖の目の前はカヌーを楽しむキャンパーに陣取られていることが多いので、ツーリングを楽しんでから遅い時間にチェックインするライダーたちは林間サイトを選ぶことになるでしょう。
ファミリーやグループにも人気のサイトなのでシーズン中は混雑必至です。
特に花火大会のある日はテントが張れない時もあるので事前に開催日をチェックしておきましょう。
難点は日帰り入浴施設が近くにないことと、町まで遠いこと。
お風呂は諦めたほうがいいかもしれません。(シャワーはあります)
*温泉は26km離れた道の駅「森と湖の里ほろかない」に「幌加内せいわ温泉ルオント」があります。
食料調達は早めに購入しておきましょう。
札幌からの距離は約220km。ツーリングにはちょうどいい距離です。
札幌方面からのおすすめツーリングルート①
道の駅「ライスランドふかがわ」〜雨竜町(7月中旬〜8月は「ひまわりの里」に多種多様な100万本のひまわりが咲く)〜幌加内(7月下旬〜8月中旬は町中がそばの白い花で埋め尽くされる)〜道の駅「森と湖の里ほろかない」(そばの実ソフトがおすすめ)
*このルートは食料調達できる場所が少ないので、美唄や滝川あたりで調達しておきましょう。
右上:道の駅森と湖の里ほろかないのそばの実ソフト。熊笹味!そばの実のプチプチ食感が楽しい!/下:幌加内のそば畑
札幌方面からのおすすめツーリングルート②
道の駅あいロード厚田〜増毛(日本最北端の酒造「国稀酒造」)〜留萌(「蛇の目寿司」のネタが大きい握り寿司が有名)〜〈霧立峠〉〜
*日本海側を走る気持ちのいいルート。
稚内森林公園キャンプ場(稚内市)【丘の上にある無料キャンプ場。稚内市街もすぐ近く】
無料のわりは芝生のサイトでベンチもあって快適なキャンプ場。
朝早くに札幌を出発しても稚内に到着するのは夕方になるので、ここはとりあえず宿泊するための場所、というイメージでした。
稚内の町まですぐなので食事はお店で済ませてもいいかもしれません。この時、私はセイコーマートのカツ丼でした…。
温泉はキャンプ場から2kmのところに稚内副港市場2階に「稚内天然温泉港のゆ」が。8kmほど離れていますが稚内温泉「童夢」もおすすめです。
サイトへのバイク乗り入れはできません。
札幌方面からのおすすめ観光・グルメスポット
留萌からは先はオロロンライン1択だと思うので、途中のおすすめポイントをご紹介します。
【すみれ】小平町
ウニ丼を食べるならここ!
大きなホタテも柔らかくて美味しいです。
好みもあると思いますが、羽幌の甘海老丼とどちらがいいかと言われると…こっちのほうが私はいいです。
【浜の母ちゃん食堂】(羽幌町)
羽幌フェリーターミナル内にある食堂。
羽幌といえば甘海老です。
甘海老20尾のった「甘海老丼」。ちょっと解凍しきれていなかったような…。
ちょっと量が多い、結構いいお値段ね(私が行った時の値段2,000円でした)という方はハーフもありますが、入り口の券売機では見当たらないので店の母ちゃんに聞いてみましょう。
【北緯45°のモニュメント】(天塩町)
オロロンラインといえばここですね。電柱やガードレールもない真っ直ぐな道をひたすら走る最高に気持ちいいルートです。晴れた日は利尻富士が見えます。
札幌から出発するとちょうど夕方になるので、空がだんだん赤く染まっていく幻想的な風景を見ることができます。
写真撮影のために停車する時はきちんと路肩に寄ってください。大型トラックがすごい勢いで走り抜けていくので風圧でバイクが倒れそうになってしまいますよ!
【納沙布岬】(稚内市)
ここまできたら稚内市街までもうすぐ。夕方になると夏でも肌寒くなってきます。幻想的な利尻富士を眺めたら、キャンプ場を目指しましょう。
早めに到着したらアザラシに会える日本最北端の水族館「寒流水族館」に寄ってみてもいいと思います。
【防波堤ドーム】(稚内市)
古代ローマ建築のような巨大な防波堤ドーム。
北海道遺産です。
学生の頃(20年以上前)はこの中でテントを張って寝ているライダー、チャリダーがたくさんいましたが今は禁止されています。(もしかしたら昔も禁止だったのでは??)
【大王本店】(稚内市)
稚内のソウルフード「チャーメン」はご存知ですか?炒めた中華麺にあんかけがのっている「炒めあんかけ焼きそば」とでもいうのでしょうか。
ここのお店は醤油味と塩味でしたが、味噌味を出しているお店もあるようです。
稚内市内にはチャーメンが食べられるお店がいくつかあるので興味がある方は他のお店も探してみてください。
味は五目焼きそばそのもので麺を油で炒めて重たくなった感じです。
海鮮ばっかりに飽きた北海道中級者向け(?)グルメです。
【日本最北端のマクドナルド】(稚内市)
キャンプ場からは少し離れた南稚内駅方面にある「日本最北端のマック」です。
ドナルドマクドナルドと一緒に写真を撮りましょう!
真冬でもここにずっと座っているみたいですよ。
過酷ですね。
クッチャロ湖キャンプ場(浜頓別はまとんべつ市)【クッチャロ湖畔の開放的なキャンプ場。温泉隣接】
ここがおすすめ!
- 朱鞠内湖畔キャンプ場の林間サイトとは違い、開放的なキャンプ場。
- 町もすぐ近くなので買い出しには困らない。
- 隣接する「はまとんべつウイング」のヌルヌル温泉が気持ちいい!
多くのライダーに支持されている人気のキャンプ場です。
町が近いので買い物はしやすいのですがホームセンターで販売している焚火用の薪や炭は量が多すぎてソロライダーには不向きです。キャンプ場の管理棟で薪は販売していません。
また、これはこの場所に限らないですが、田舎のスーパーは肉でも野菜でも少量で販売をしているものが少ないのでなかなかいい食材が見つからないですね。
そんな時は潔くコンビニやレトルト食品を選びましょう。
ここの魅力は湖畔を望む景色と隣接する宿泊施設「はまとんべつウイング」の温泉です。
温泉はヌルヌルしていて湯冷めしません。私が訪れた時は朝風呂営業していましたが、必ず朝の営業をしているわけではないらしいので事前にご確認ください。
バイクはサイトに乗り入れできませんがサイトの近くに駐輪スペースがあるので荷物の運搬には困りません。駐輪場所の指定は厳しいので受付の際にしっかり場所を聞いておいてください。(地図もらえます)
クッチャロ湖はウインドサーフィンが盛んで、シーズンになるとサーファーがたくさんキャンプ場に泊まって賑やかのようです。
また風がないと虫が大量発生するようです。
私が訪れた日は混雑もなく風が強い日だったので虫も全くいなくてラッキーでした。
周辺おすすめポイント
【宗谷丘陵・白い道】(稚内市)
日本最北端の地・宗谷岬の手間にある宗谷丘陵に向かう途中の道。
ホタテの貝殻が敷き詰められています。
入り口がわかりづらいので事前に調べて行ってください。
稚内市街から向かい、宗谷漁の手前の分岐を右折していきます。
厳島神社と郵便局が目印です。
【宗谷丘陵】(稚内市)
「日本の最北端にこんなにのどかで広い丘陵地が広がっているのか…。」初めてやってきた時、驚きととも感動したのを覚えています。
道北にきたら是非寄っていただきたい場所です。
宗谷丘陵から宗谷岬までの最後の下りはかなり急坂なので荷物満載のライダーは気をつけてください。
【宗谷岬】(稚内市)
言わずと知れた日本最北端の地です。
ライダーはまずここを目指すことでしょう。
風が強い日が多いので気をつけてください。
周りにはウニ丼を始め海の幸が食べられる食事処がたくさんあります。
ちなみに、稚内から宗谷岬に向かっての国道では急に鹿が飛び出してくることがあるので要注意です。(道内はどこへ行っても鹿やキツネが飛び出してきます)
【エサヌカ線】(猿払町)
湿原を抜ける電柱がない真っ直ぐな道。
ライダー憧れのルート。
初めて訪れた時は2回ぐらい往復してこの自撮り写真を撮りました。
2度目の時はエゾシカが並走してくれました。
国道からエサヌカ線に曲がる場所は看板がたくさん出ているのであまり迷わないと思います。
ライダーよ、日本最北端を目指せ!!
北海道を走るなら、最北端と最東端は目指すのが宿命です…よね?
走行距離は長くなるのでしっかりプランを立てて、無理ないスケジュールで巡りましょう!
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