【北海道ツーリングに行こう!】北海道の広さを知ろう!

ツーリング

広大な自然とどこまでも続く真っ直ぐな道が北海道の大きな魅力。
ツーリングを計画する際にはその広さを知って、無理のない計画を立てる必要があります。
残念ながら北海道はバイク事故も多いです。
無理な距離を走ってスピードを出しすぎて事故にあったり、疲れで事故を起こすケースもありますのでゆとりのある計画を立てましょう。

そのためには、北海道の広さを知ることが必要です。

真っ直ぐな道が延々と続く北海道。目的地まで予想外に時間がかかる時があるので事前の計画は慎重に!

北海道の面積は83,450㎢。日本の国土の22%!

北海道の面積は日本の約22%を占める広さです。

北海道を1周しようとすると、その走行距離は2,000kmを超えてきます。
東京駅をスタートして鹿児島中央駅までバイクで走る距離は約1,400kmです。
青森から鹿児島県の指宿までが2,000km弱。

1日400km走っても6日はかかります。
その間、高速道路は大沼公園ICから日高門別ICまでの約270kmしかないので(出来るかぎ海沿いを走った場合)、渋滞知らずの北海道とはいえ時間もかかります。

1週間で北海道1周を計画したとしたら走ってばかりで旅を楽しめないですよね。

主要都市、観光地までの距離

*このページで記載している距離はGoogleマップでルート検索した結果です。

それぞれの都市や観光地までの距離を調べたらこのようになりました。
ほぼ最短距離のルートをとった場合の距離です。

北海道一周ツーリングの想定距離

道外からフェリーで苫小牧港に到着た想定で距離を測ってみました。苫小牧港に入港するフェリーは八戸港、仙台港、大洗港、名古屋港、敦賀港からのフェリーがあります。

北海道最東端の納沙布岬、知床峠、日本最北端の宗谷岬、北海道最南端の白神岬を網羅しています。(函館の東・恵山方面は含んでいません)

参考までに東京駅から出発した場合の各主要都市までの距離も調べてみました。

この数字だけをみても、北海道の広さが分かりますね。

実際にツーリングをしてみた、私の距離感。

北海道に4年住んでいて毎シーズン各地を走っているのですが、1日の走行距離は大体300〜400kmです。ソロツーリングなので食事の時間もそれほど長くないですし、走りがメインになることが多いのでその時は距離は稼げます。
テント泊のライダーは食料調達の時間もありますし、夏はどこのキャンプ場も混雑しているので早めにキャンプ場に到着したいですから、距離は短めに設定した方がいいです。

私のバイク仲間には1日700kmぐらい平気で走るライダーもいますが、その人は大型ツアラーに乗っている人で、ほぼ走りメインです。

私のバイクはアフリカツインなのでかなりロングツーリング向きのバイクですが、それぞれのバイクによって疲労感も違いますからご自身の普段のツーリングスタイルや体力に合わせてゆとりを持った計画を立てましょう。

1日の走行距離イメージ

ツーリングログアプリ「ROADSTOCK」で2020年シーズンのツーリングの平均時速を見てみたら、私の場合は40〜45km/hでした。
これは、総走行距離を出発してから目的地に着くまでの総所要時間で割ったものです。
つまり、休憩や観光している時間も含まれています。

高速道路を使っても10km/hぐらいしか上がりません。高速道路がほとんどないですからね。

平気速度40km/hだとすると、朝8時に出発して16時に目的地に到着するスケジュールなら、所要時間は8時間なので走行距離は320kmです。

札幌から釧路や稚内までは行けますね。
移動に専念すれば1日でウトロにも行けます。(私はウトロまでずっと一般道で1日で行きましたが、朝5時前に札幌を出発して9時間ぐらいかかっています。食事と休憩だけで観光は一切していません。)

今となっては1日400kmぐらいの走行距離はなんとも思わなくなってきましたが、東京に住んでいた時は1日300km走ることはまれだったので北海道1年目の時は距離感にはかなり驚かされました。

不測の事態に備えてプランB、Cも用意しましょう。

ツーリング中は思わぬトラブルに見舞われるものです。予定通り進まなくても焦らないようにプランをいくつか準備しておきましょう。
テント泊ツーリングはその点は楽ですが、宿を予約してツーリングをする場合はなかなか軌道修正が難しいですね。いざという時のために候補になる宿泊施設リストは持っておいた方がいいでしょう。(今はスマホですぐ調べられますね)

長期間のツーリングになる場合は、途中で連泊して疲れを癒したり、予備日を設けるなど工夫をしてください。

自然も、味覚も、温泉も魅力たっぷりの北海道です。
ひたすら走っているだけではもったいない!
目的地を絞り込んだプランもおすすめです。

ゆっくり走ろう、北海道!

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