「積丹ブルー」と言われる藍色の海が美しい、積丹半島ツーリングのメインスポットであり北海道の定番観光地！
おすすめの時期はウニが解禁される6〜8月。
アプローチするルートを変えながら、何度も行きたくなる場所です。
神威岬ツーリングのおススメポイント！
多彩なルートバリエーション。ルートを変えながら何度でも行きたくなる。
ツーリングでは目的地に行くまでのルートが気持ちよく走れることが大事ですよね。神威岬がある積丹半島は海を眺める絶景ツーリングが楽しめます。
小樽〜余市〜古平経由の北まわりルートで走れば小樽運河を抜け、小さな港町を通り、樹林帯を走るバリエーション豊かなルートを楽しむことができます。
ニセコ経由なら中山峠越えや毛無峠を越えて赤井川を経由し、ライダーのメッカ・ニセコパノラマラインを走りワインディングを楽しんだ後に海沿いを走る、という贅沢なルートを選ぶこともできます。
北回りルートは雪解けも早いのでどさんこライダーはシーズン初ツーリングで積丹半島を目指す人も多いのではないでしょうか。
札幌から日帰り圏内。
神威岬までは札幌からは北回りルートで100kmちょっと。余市までの高速道路を使わなくても片道2時間30分の所要時間です。中山峠〜ニセコパノラマライン経由だと神威岬まで190km近くあるので神威岬まで4時間はかかりますが、復路は北回りの周遊コースにすれば問題ないでしょう。
積丹半島といえば「ウニ」！
積丹半島のウニ漁は6月に解禁されて8月ぐらいまでは食べることができます。
積丹半島にはウニ丼が食べられるお店がたくさんあります。
しかも安くてうまい！
ミョウバン漬けのウニを食べている人にとって塩水で洗っただけのウニはまるで別物に感じることでしょう。
私も関東で食べるウニは好きではなかったのですが、北海道でウニを食べて大好きになりました。
積丹半島でウニがたっぷりのったウニ丼を食べたら、1年間はウニを食べなくていい！と思うぐらい満足すると思いますよ。
普通のお寿司屋さんで高いお金を払ってウニの軍艦を注文するのがもったいなく感じてしまいます。
神威岬の紹介です。
前置きが長くなりましたが、神威岬の紹介をします。詳しい説明はいろんな観光サイトやガイドマップでたくさん紹介されているので、こちらでは簡単に…。
駐車場から舗装された登り坂を歩くと「女人禁制の門」があり、そこから約770mの遊歩道「チャレンカの小道」を20分ほど歩くと岬の先端近くまで行くことができます。
初夏はエゾカンゾウが咲きます。
＊チャレンカの道は未舗装路です。
＊この写真は女人禁制の門の手前の丘を登ったところから撮影しています。撮影時期は4月なので寒々しいですが、夏になれば緑に包まれてのどかな景色になります。
こちらは7月に訪れたときに撮影したものです。
雰囲気がだいぶ違いますね。
夏になると少し霞んで見える日が多いかもしれないです。
女人禁制の門。
強風の日は門が閉鎖され遊歩道は歩けなくなります。その場合は門の手前の遊歩道を歩けば、遠目に岬全体を眺めることができます。
（左の写真は4月にツーリングで訪れたときに撮ったものですが、強風のため門は閉ざされ通行止めでした。）
駐車場にはトイレと食事処＆売店の「カムイ番屋」があります。カムイ番屋では積丹ブルーをイメージした青いソフトクリームが売られています。
余談ですが、青いソフトクリームは美瑛の青い池の売店でも売られていますし、道東・網走でも流氷ソフトがあります。
北海道ツーリングではソフトクリームの食べ比べもいいですよ！驚くのはどこでソフトクリームを食べてもクオリティが高いです。
積丹半島その他の見所
黄金岬おうごんみさき
積丹半島には「積丹三大岬」があり、神威岬のほかに積丹岬と黄金岬があります。
神威岬が有名すぎてあまり知られていないかもしれません。積丹岬は駐車場から1km歩くので私は行ったことありません。
黄金岬は美国町の小さな漁港の近くにあります。積丹で人気のお寿司屋さん「ふじ鮨」の大きな看板が目印です。
神威岬みたいな広大な開放感はなくこじんまりとしているのですが、高台から海を見下ろせます。
展望ポイントまでは未舗装路の坂道を登ります。雨の日は滑りやすいので注意してください。
（写真を撮ったのですがブログにうまくアップできませんでした）
島武意海岸しまむいかいがん
北回りルートで神威岬まで残り約15kmの場所にある岬。
駐車場の前にはウニ丼が食べられる「鱗光」（りんこう）があります。上のウニ丼の写真のお店です。私はウニ丼を食べるためにここに3回訪問しています。おすすめです！（ソフトクリームもおすすめなのでウニ丼の後のお口直しに是非！）
＊岬の手前にある鱗光荘は系列の宿ですから間違えないでください。
駐車場から舗装された遊歩道を歩き、小さなトンネルを抜けると目の前に積丹ブルーの海が広がります。海岸まで降りられますが、かなりの下りなので膝に自信のない方は降りるのはやめておきましょう。
（左の写真は海岸まで降りて撮影したものです）
積丹半島ツーリングの注意点
スピード違反の取締りが多い
余市を抜けたあたりから車も少なくなりついついスピードが出てしまいますが、結構な確率で取締をしていて、このルートでパトカーに停められてるクルマを何度か目撃しています。
北海道は全体的にスピード違反の取締りが厳しいのですが、このルートも要注意です。
神威岬は強風に注意
特に春は歩くのもやっと、クルマのドアが勢いよく閉まるぐらいの強風が吹く日があります。
左の写真はG.W.期間中に訪れたときのものですが、風が強すぎてヘルメットは地面に置いています。当然、女人禁制の門は閉まっているしバイクが倒れるのが心配で駐車場から離れられませんでした。
車高が高いアドベンチャーバイクやオフロードバイクは風に弱いので要注意です。
ウニ丼が目的なら開店を狙って！海がしけた日は食べられないかも。
ウニはどさんこも大好物！夏は積丹半島までの道はウニ丼目当てのクルマと海水浴のクルマで渋滞します。しかもウニは量が限られているので遅い時間にお店に行ったら売り切れていることもよくあります。
ウニ丼目当てなら開店を狙ってお店に向かいましょう。
また、海がしけているとウニ漁に出られません。そんな日が何日か続くと生うに丼が食べられないことがあります。
お店によっては蒸しウニなら食べられるかもしれません。お店の方によれば蒸しうにの方が味が濃いのでツウ好みだということです。私も一度試食させていただいたのですが、確かに味が濃厚になります。私はそれほど海鮮系が得意ではないので蒸しうにも悪くないな、と思いました。
あと、生うには漁が解禁している時期しか食べられないので事前にチェックしてから出かけましょう。
【最後に】私が走ったルートをご紹介します。
左の写真はツーリングログが記録できる「ROADSTOCK」というアプリで記録された地図です。なかなか便利なので別の記事でご紹介します。
この日のルートは北ルート周りで小樽、余市を経由して神威岬に行っています。
風が強かったG.W.期間中のツーリングですね。
神威岬からは倶知安に向かったのですがニセコパノラマラインはまだ路面凍結の心配があるので避けています。
そして倶知安の人気グルメバーガーショップ「Patty Daddy Burger」でハンバーガーを食べて赤井川、毛無峠経由で札幌まで帰ってきました。
総走行距離は269km。
所要時間は7時間でした。
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