【利尻島】だいたい半日でめぐるバイクツーリングルート

ツーリング

札幌から2泊3日で行った利尻島ツーリングのルートをご紹介

2021年9月中旬、利尻島にバイクで行ってきました。

ツーリングの他に利尻山登山も目的だったので礼文島には行かず、利尻島のみ行ってきました。

今回のツーリングルートについてご紹介します。

バイクなら利尻島は約半日でめぐれます

島は1周約55km。じっくり観光したいなら丸々1日費やしたほうがいいと思いますが、ダイジェストでめぐるなら半日あればOK!日程が3日取れれば札幌からバイクで行くことができます。

登山をしなければ利尻島、礼文島両方行けるはずです。

利尻島の観光ポイント

利尻島ツーリングでおさえておきたい観光ポイントをご紹介します。

姫沼

晴れた日は利尻富士と水面に映る逆さ利尻富士が見られる静かな沼

鴛泊フェリーターミナルからバイクで5分ほどですが、道道108号線から山側にはいり急勾配の坂を登っていきます。

沼の周りは木道が整備されているので10〜15分くらいで1周できます。歩くのは嫌!という方は反時計回りに歩くとすぐに利尻富士が綺麗に見えるポイントがあるので、そこまで歩くのはいかがでしょうか。

小さな売店と駐車場にはトイレがあります。

オタトマリ沼

利尻富士の絶景ポイント。周囲約1km。利尻島最大の湖沼。

訪問した日は残念ながら利尻富士は雲で隠れてしまっていました。

沼の周囲には遊歩道があるようですが、私は歩きませんでした。

駐車場には「利尻富士町レストハウス(「まっちゃんの店」「海峡鮨 信ちゃん」「わかさんの店」の3店舗)」と、「利尻亀一オタトマリ沼店」があり、特産品やお土産を購入したり、「ホタテ焼き」「うにの軍艦巻き」「熊笹ソフト」「万年雪ソフト」などを味わうこともできます。

利尻島観光ポータルサイト RISHIRI PLUS より引用

沼浦展望台(白い恋人の丘)

石屋製菓「白い恋人」のパッケージになった風景

目の前に利尻富士、眼下にオタトマリ沼を眺めるスポット。

仙法志御崎公園

綺麗な海に感動!海底にはウニがウヨウヨ。昆布も漂っています。

海岸の方に降りていくと海に囲いができていて、中をのぞくとウニがたくさんいます。囲いの外にもウニはたくさんいて、昆布も漂っています。売店ではウニの殻ムキ体験などできるようです。

数年前まではアザラシがいたようなのですが、最後の1匹が死んでしまって今では見られないようです。(私の持っている2017年度版のツーリングマップルには「アザラシいるよ」と紹介されていました。

カムイテラス

夕日の時間帯がおすすめ。海を眺めるデッキが気持ちいい。

利尻島の綺麗な海を堪能するならカムイテラスがおすすめです。特に夕方行けば綺麗な夕日を眺めることができるでしょう。隣接する神居海岸パークではウニ採り体験や利尻昆布のお土産作り体験、カニ釣り体験などできます。6月ごろには一帯にエゾカンゾウが咲きます。

見返り台公園展望台

標高450mから利尻山と礼文島を一望。

利子山を間近に見ることができます。
礼文島を一望します。

沓形の市街から利尻山に向かって伸びていく道路は次第に細くなるので対向車に要注意。駐車場からは100段の階段を登って展望台に到着するのですが、1段1段の幅があるので結構な登り坂です。およそ10分で到着するのですが、利尻山を登っているならあえてここにはいかなくてもいいかもしれません。

甘露泉水

「日本名水百選」の湧水。利尻岳登山者にとっては貴重な水分補給ポイント。

利尻北麓野営場から約300m、整備された登山道の入り口を登っていくと10分もしないで到着します。

私は利尻山を登ったのでその際に通過しました。

ミルピス

利尻島に来たならミルピスは欠かせません!

「営業してるの?」と不思議に思う佇まいのミルピス。レンタルバイクでやってきた旅人数名も恐る恐る中をのぞいていました。中に入ると無人で不思議な雰囲気の店内。

ミルピスは1杯350円とちょっと高めですが、他では飲めないものなので是非飲んでみましょう。

乳酸菌飲料なのでヤクルトみたいな味ですが、昔ながらの牛乳瓶で雰囲気があります。

島を時計回りに1周するのがおすすめです

左車線なので時計回りに島を一周すればより間近に海を見ながら走ることができます。

島はアップダウンが多く、細い道や集落もあるのでのんびり走りましょう。もっとも、景色が綺麗だし小さい島なのでスピードを出す気が全く起きず気がついたら制限速度以下で走ってしまうこともありましたが…。

私は一通り観光するのに3時間ぐらいかかりました

姫沼とミルピスは利尻島到着初日に行って、甘露泉水は登山中に寄ったのですが、それ以外のところは3時間ぐらいで廻りました。

見返り台公園展望台に行くのに時間がかかるので、ここに行かなければだいぶ時間は短縮できます。

3日間の日程はこちらの記事をご覧ください

利尻島ツーリングの計画や実際のスケジュールについては別記事でまとめましたので、こちらをご覧ください。

旅行会社のバスツアーは3日間で利尻島、礼文島を回っています

旅行会社が主催しているバスツアーでは札幌からバスで出発して3日間で利尻島、礼文島の観光をしています。この日程を参考にすればツーリングの計画も立てやすいかもしれません。

ある旅行会社の利尻島・礼文島3日間の旅程

■1日目

札幌駅発(7:30)=稚内(昼食)=稚内フェリーターミナル(14:45)〜〜礼文島(香深フェリーターミナル)=桃台猫台展望台=礼文島泊

■2日目

ホテル=スカイ岬=スコトン岬=レブンアツモリソウ群生地=江戸屋山道=北のカナリヤパーク=昼食=香深フェリーターミナル(13:25)〜〜利尻島(鴛泊フェリーターミナル)=仙法志御崎公園=白い恋人の丘=姫沼=利尻島泊

■3日目

ホテル=富士野園地=鴛泊フェリーターミナル(8:55)〜〜稚内フェリーターミナル=宗谷岬=猿払(昼食)=札幌着

かなり駆け足ですが利尻島、礼文島の有名どころはおさえていますね。最終日は札幌に帰らなければいけないので朝一のフェリーで稚内まで戻って、そこから宗谷岬も行って猿払でホタテ料理の昼食を食べるという盛りだくさんさ!

私なら稚内に着いたらサッサと札幌に向かって南下してしまいますが、運転はドライバーさん任せで時間いっぱいまで観光を楽しめるのがバスツアーの魅力でしょうか。

*旅程の中のフェリーの時間は期間によって変更になるのでご注意ください。

まとめ|行ってみたら案外手軽に行ける。利尻島ツーリングはおすすめです!

ずっと行きたかった利尻島へのツーリング。札幌に単身赴任をして5年目になりやっと行くことができました。行くまではフェリーの費用とか、距離感とか、いろいろ気になることもありなかなか実現できませんでしたが、実際に行ってみたらそれほどハードルは高くなく楽しいツーリングができました。

5年間北海道を走っていて、稚内まで行くのも苦ではなくなっているので、唯一のハードルはフェリーの費用が高いことでしょうか。

フェリーが欠航するリスクもあるので天気をよく調べておくことと、予備日を設けられると安心ですね。

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