(2021年2月17日現在)
GoToトラベル事業が停止されてしばらく経ちますが、緊急事態宣言が解除される3月8日以降、再開が期待されます。
再開後は、実施時期はいつまでなのか、割引率はどのぐらいなのか、など不確定な点はたくさんありますが今から行きたい場所を探して準備を進めておきましょう。
これまでのGoToトラベル対象プランでは人気のホテルや旅行プランはすぐにいっぱいになっていますので、乗り遅れないための方法と注意点、GoToトラベルが本当にお得なのか、などご紹介していいます。
はじめに知っておきたいこと
GoToトラベル再開後はこれまでと条件が変わる可能性が高い。
これまでは1泊につき最大50%、上限2万円の割引(旅行代金の割引で35%、地域共通クーポンが15%相当)でした。日帰りは上限1万円です。
ただし、再開後はこの条件が引き継がれる可能性が低くなっています。
これまでのGoToトラベル事業では中小の事業者が恩恵を受けずらかったり、週末をはじめとした特定日に利用者が集中する事態があったので、より多くの事業者が恩恵を受けられ、密を避けるための利用者の分散化が課題になっているので、そのあたりを考慮したルールが出来上がるかもしれません。
今後のニュースやホームページをチェックして、最新情報を手に入れましょう!
予算には上限がある
総額2.7兆円まで膨れ上がった予算に利用者は安心?
当初GoToトラベルには事業委託費を除き1兆1,200億円の予算が計上されていて、その後12月に予備費から約3,119億円が支出され、さらに2020年度第3次補正予算案には約1兆311億円が計上されました。トータルで2兆7,000億円規模の大事業ということです。
【利用実績】
引用:観光庁ホームーページ
利用人泊数 : 少なくとも約8,781万人泊(7/22~12/28チェックアウト分)
支 援 額 : 少なくとも約5,399億円
宿泊・旅行代金の割引 : 少なくとも約4,082億円(7/22~12/28チェックアウト分)地域共通クーポン利用額 : 少なくとも約1,317億円(10/1~12/28)
「少なくとも」という表現が独特ですね^ ^
ここに、事業停止にかかるキャンセル料補填費用が含まれているのかは不明ですが、おそらく含まれていないと思うので使用された予算はさらに増えていると思われます。
この数字だけ見ると、GoToキャンペーン期間中に原資が尽きることは無さそうですが、次の点を注意しなければいけません。
予算は「過去の取り扱い実績に応じて」事業者ごとに振り分けられている
旅行会社や宿泊施設がGoToトラベルに参画する際、過去の取り扱い実績に応じて予算が振り分けられています。
そのため、ネット系の旅行会社は一時期予算が枯渇して割引率を下げたり、利用回数を制限してニュースで騒がれていましたね。
国内旅行の主催ができる旅行会社は全国で3,713社(2019年現在)。ホテル、旅館は64,000件以上あります。
(出典:日本交通公社「 旅行年報2019」、厚生労働省「ホテル-旅館営業の施設数・客室数及び簡易宿所・下宿営業の施設数・許可・廃止・処分件数 平成17年度」)
これだけ多くの企業があれば中小企業への配分は少ないことが推し量れます。
中小企業は少ない配分金のなかでやりくりしなければならず、もらえる金額と事務手続きの手間を天秤にかけて「割りに合わない」と申請を見送る事業者もいるほどです。
つまり、中小規模の旅行会社や宿泊施設を利用したいと思ったら早く申し込まないと予算が終わってしまう可能性がある、ということです。(このような事態を避けるために追加支援がされるとは思いますが)
中小の旅行会社や宿泊施設等は大手にはできないオリジナリティあふれるプランを持っているところも少なくないので、そういったプランを狙っている人は早めに予約をする必要があります。
これまでの経緯はこちらのサイトをご参照ください。
トラベルWatch
必勝法はただ一つ、思い立ったらすぐ予約する!
固苦しい話が長くなってしまいましたが、お伝えしたかったのは「予算には上限があるので早めに予約しましょう!」ということです。まずは行きたいプラン、ホテルの予約ができなければ始まりません。とにかくチャンスを逃したくなければ、次のようにプランを立てていきましょう。
日程は「行きたい日」よりも目的のプラン、ホテルが予約できる日を優先する。
人気のツアーや宿泊プランは週末や連休などの「いい日」はすぐに売れてしまいます。
特に「いい日」は桜など花の開花時期、GW、夏休み、お盆、9月の連休、です。
こういった日を狙うなら行けるかどうかわからなくても、とりあえず予約しておきましょう。
ただし、これらの日は料金がかなり高くなります。できるだけ避けたいところです。
料金も高いし、混雑してて、観光地では並ぶし、各施設のサービスも低下する…あんまりお得ではないですよね。
もしかしたら、休日がからむ出発はGoToトラベルの割引率も悪くなるかもしれません。
平日でも人気プランは予約が集中するので早めに申し込みをしましょう。
気になるプランは複数予約しておく。(キャンセル料発生日を必ずチェック!)
GoToトラベルは利用回数に制限はありません。
*ただし、ビジネス目的や長い日数が長い旅行は対象外になります。(現状は連続した旅行では7泊までが適用)
旅行に行きたい時期を想定して、とりあえず予約をしておいてチャンスを逃さないようにしましょう。複数予約をする際は、キャンセル料の発生日さえ忘れないでいれば費用が発生することはありません。予約をしたらキャンセル日を手帳にメモしたりスマホのカレンダーで通知機能を使うなどして絶対に忘れないことが重要です。
今予約してもGoToトラベル開始後、再予約しなくても適用してくれる旅行会社もある。(注意事項あり)
楽天トラベルなど一部の旅行会社はGoToトラベルが再開していない現時点でも予約しておけば、GoToトラベルが再開した時点で対象出発日であればGoToトラベルを適用してくれるようなので、今のうちに予約をしておくのもいいと思います。
ただし、緊急事態宣言終了と同時に再開されるとは限りません。GoToトラベルが適用されなければ割引がない旅行代金となり、「GoToトラベル対象外ならキャンセルする」となったときにキャンセル料発生期間に入っていたら所定のキャンセル料を支払わなければいけません。
また、対象となる旅行プランも限定されています。
サイトに記載されている注意事項をよく読んで、くれぐれも注意をしてください。
ハイグレードなプランから予約が埋まっていく
「GoToを利用してリッチな旅行がしたい」という旅行者が多いので、ハイグレードな旅行プラン、宿泊プランはどんどん予約で埋まっていきます。ハイグレードなホテルなら、さらにその中でもハイグレードな部屋から埋まっていきます。
もともと部屋数が少ないので今の需要に対して供給量が追いついていません。
リッチな旅行を目的にしているならば、少しでも早く予約をしましょう。
満席(満室)でもキャンセル待ちができるなら諦めないでキャンセル待ちをする。
GoToトラベル対象のプランは、キャンセル数がとても多いです。
理由は、上記のような「とりあえず予約をしておく」という旅行者が多いからです。
キャンセル料が発生する日が近づくとどんどんキャンセル者が出て、気がついたらツアーに空席が出ている、ホテルも空きが出ている、という状況は珍しくありません。
そのため、通常時期よりキャンセル待ちが空いてくる可能性は高くなります。
また、気になっているプランがあってまだ予約をしていない、空いていたら利用したい、と思っていたらそのプランの取消料発生日をチェックして、取消料発生日が近くなったら空き状況を確認してみるのがおすすめです。
ネットのホテル予約サイトやホテルの直予約はキャンセル待ちができないところがほとんどですが、旅行会社のパッケージツアー(団体バスツアー)や一部の宿泊プランはキャンセル待ちができるのでチェックしてみましょう。
GoToトラベルの対象になる旅行プラン、宿泊プラン
まずは旅行会社や宿泊施設がGoToの事業者として申請していることが前提ですが、以下のようなプランがあります。
フリープラン
組み合わせが自由自在。目的にあったプランをカスタマイズできる。
交通機関(列車、飛行機、船など)と宿泊がセットになったプランです。
レンタカーを組み込むことができるプランが多いです。
中には3泊以上の旅行で1泊だけ宿泊がついていて、残りの宿泊は別途自分で準備できるプランもあります。プランの中で選べないホテルや帰省、キャンプをしたい場合には便利なプランです。
往復の交通機関だけ利用したい場合もフリープランを選んでホテルを利用しない方がお得なケースも出てくるでしょう。(特に前述の「いい日」は飛行機代が高いのでフリープランを利用するメリットが大きくなります。
ただし、宿泊ホテルを利用しない場合「権利放棄」となり、返金をされないケースがほとんどです。
宿泊プラン
交通機関は自分で手配、またはマイカー利用の方におすすめ。
ホテル独自のプランや旅行会社が観光施設を組み込んだり、連泊プランを作っていることもあります。マイカーを利用したい、飛行機はマイルで購入する、といった場合には使い勝手がいいプランです。
宿泊単体のプランはキャンセル料の発生日がパッケージツアーよりも間際なことが多いので、行けるかどうかギリギリまでわからない、という方にも向いています。
団体バスツアー
バスに乗ってしまえば後はお任せ。旅行会社が考え抜いた充実した旅行が楽しめる。
今は少し時代遅れの感もあり、若い世代には馴染みがないかもしれませんが添乗員さんやバスガイドさんが同行してくれる、いわゆるバスツアーは中高年世代を中心に根強い人気があります。
団体バスツアーのメリット
- 往復の交通機関、宿泊、大型バスでの観光もついて旅行代金がお得
- バスツアーを予約してしまえば、交通機関、ホテルなどを個別に予約する手間がかからない
- 添乗員やバスガイドが同行して旅程管理をしてくれる
- 自分で運転をしないのでお酒が飲める
など、ツアーの内容が目的と合致していたらコスト面でも安いし、移動も楽なのでおすすめです。
団体バスツアーのデメリット
- 団体旅行なので決められた行程を決められた時間で消化する
- 他の参加者との乗合いなので気を遣う?(参加者の中には一期一会の出会いとして楽しんでいる人も多い)
- 旅程が全て自分の行きたい場所とは限らない。
さらに、今のご時世ならではのデメリット
- バス車内では食事、飲酒ができない旅行会社が多い。
- 出発前、旅行中でも発熱があればツアーに参加できない、もしくは途中でツアーから離脱しないといけない。
今の大型バスは最先端の換気システムが採用されているのでバス車内の換気はしっかりされています。とはいえ、ツアー中に万が一のことを回避するためにも、バス車内でマスクを外して食事をしたり、飲酒は禁止されています。これこそ、バスツアーの醍醐味の一つなので寂しい気もしますね。
そんな中、「バス座席を1人で2席利用」や「バスの乗車定員を制限する」など、各旅行会社は工夫を凝らしたプランを販売していますので、気になる人はチェックをしてみてください。
アクティビティ
現地のアクティビティもGoToトラベル事業に参画していたら対象になります。
日常では体験できない大自然の中でのアクティビティなど、旅の思い出作りになりそうです。
GoToトラベルと併用できる自治体独自の助成金を取り入れたプランもある
各自治体でも旅行需要回復のために様々な施策を打っています。
その中でも、GoToトラベルと併用できる助成金はとてもお得です。
例えば、北海道の函館市は「函館の冬割」として2021年3月31日まで「1泊5,000円(税込)以上の函館市内宿泊旅行商品に対して1/2相当額を助成 (1人1泊あたり上限10,000円(税込)×3連泊迄」「交通費含む10,000円(税込)以上の函館市内パッケージ商品について、1人1泊あたり定額5,000円(税込)(3連泊迄)を助成」という割引を実施しています。(*GoToトラベル再開までは函館市民のみ対象)
これまでのGoToトラベルの割引基準で1泊2日4万円のパッケージツアーの場合、計算すると
- 基本旅行代金 40,000円
- 割引後旅行代金 21,000円(GoToトラベルで14,000円+函館割5,000円)
- 地域限定クーポン6,000円(北海道、青森で利用可能*旅行期間のみ)
- 実質割引率 15,000円 62.5%
という破格になります。
GoToトラベルと併用できるかは各自治体の判断によります。
GoToトラベルに先駆けて実施された北海道の「どうみん割」は函館割とほぼ同内容の助成金でしたがGoToトラベルとは併用できませんでした。
今後もこのような自治体独自の助成制度は出てくると思うので、よりお得に旅行をしたい方はチェックをしてください。このブログでも見つけたら紹介していきたいと思います。
GoToトラベル再開時に注意をすること
旅行をするなら利用する手は無い過去にない助成制度ですが、今後の再開に向けては注意しておかなければいけない点があります。
割引条件は変更される可能性が高い
前半にも説明しましたが、これまでとは条件が異なる制度になるのは濃厚だと感じています。
- ベースとなる割引率が変更になる可能性がある
- 利用日によって割引率が変更になる可能性がある
- 段階的に割引率が引き下げられていく可能性がある
今までよりも複雑な制度になる可能性があり、利用者には理解しづらくなるかもしれませんがお得な制度であることは変わりないので頑張って条件はチェックしていきましょう。
キャンセル料は「割引前旅行代金(宿泊代金)」がベースになる
先ほどの函館冬割の適用ブランを例にすると、キャンセル料が20%発生した時期にキャンセルした場合、8,000円のキャンセル料を支払わなければいけません。(40,000円×20%)
割引後の旅行代金で計算したら4,200円(21,000円×20%)ですが、そうではありません。
例えば6日間20万円のツアーなら割引後の旅行代金は13万円(地域限定クーポンは3万円分)ですが、20%のキャンセル料は4万円(20万円×20%)です。13万円の20%だと思っていたら26,000円)なので、大きな差が出てきてしまいます。
旅行を申し込んだ際に割引価格(支払った額)だけが頭に残っていると思わぬ金額を請求されることになります。
申し込みの際には「キャンセル料発生日」は必ずチェックしてください。
キャンセル料発生日以降も出発が近づくにつれキャンセル料率は高くなっていきますのでキャンセルする日を1日忘れてしまっただけでキャンセル料が10%アップするという事態も起こります。
新型コロナウィルスの感染が拡大すれば再び事業停止になる可能性がある
今までもそうでしたが、今後も感染拡大すれば事業は停止になることでしょう。
そうなると、早めに利用しておく方が機会損失をしないで済む確率は高まります。
どうしてもこの時期じゃないとだめ、という旅行ではないなら早めに行きたいところに行っておきましょう。
予算を消化したら期限を待たずにGoToトラベル事業は終了する
予算規模を見たらあまり現実味がないかもしれませんが、最後の方は割り振られた予算が枯渇しても補充されないでGoToトラベル対象プランが終了する旅行会社や宿泊施設は出てくると思います。
そうなると、同じ宿泊施設でも、直予約だと割引対象外で予算をたくさん持っている旅行会社経由のプランだと割引対象になる、ということが起こりえます。
最後はどこの旅行会社、宿泊施設が予算を持っているかを探さないといけなくなるかも知れません。
【疑問】そもそもGoToトラベル適用プランはお得なのか
ここまでGoToトラベルの利用方法についてご紹介してきましたが、一度立ち止まってこの疑問について考えていきたいと思います。
これまでよりも明らかに高いプランが多い
パッケージツアーや宿泊プランをチェックしている人なら気づいているかも知れませんが、多くのツアーがこれまでの料金よりもかなり高額になっています。
その分、ホテルのグレードが上がったり付加価値は付いているものが多いですが、「それにしても高すぎないか?」と思えるプランも少なくありません。
そこには旅行業界の辛い事情が見え隠れします。
- 新型コロナウイルス感染拡大以降、旅行業界は過去にない大打撃を受けて瀕死の状態
- 国内旅行は再開しても海外旅行は皆無の状態
- GoToトラベルを利用したプランで国内旅行の収益を確保したぐらいでは海外旅行で得られていた収益をカバーするに至らない。(海外旅行を取り扱っている旅行会社の場合)
- 宿泊施設や交通機関も同様に利用者減で大打撃を受けている。
- 利用者数が少ないのに(あえて制限している場合もある)動かしている機材、ホテルの運営コストは変わらないので利用者1人あたりに負担してもらう費用が増えてしまう。
観光庁の「主要旅行会社の旅行取扱状況速報」を見ると、GoToトラベルで活気を取り戻してた2020年11月において、主要旅行会社の国内旅行の取扱額は前年比74.2%で、最も深刻だった2020年5月の前年比3.4%からは大幅に改善していますが、海外旅行は11月が前年比2.8%(5月は1%)とほぼゼロに近い数字のままです。
(出典:観光庁 主要旅行会社の旅行取扱状況速報)
つまり、企業の存続のためにも、ボリュームディスカウントが効かなくなってコスト増になっているという状況からしても、値上げは避けられない状況と言えます。
その中で、GoToトラベルを適用しても旅行代金がこれまでの旅行代金とあまり変わらず、施設のグレードを上げて付加価値をつけてなんとか値上げの理由づけができるプランを販売している、と見ることもできます。
そういった意味では、ほとんどのプランは「今の状況で旅行を選ぶならGoToトラベルを利用したプランはお得」ですが、「GoToトラベルが利用できなければ明らかに割高」になっています。
GoToトラベルの光と影
ニュースでもよく報道されていることなので今更書くほどではないかも知れませんが、GoToトラベル事業により業績が回復した事業者と回復しない事業者が二極化しています。
わかりやすいのは「高級ホテル」と「そうではないホテル」です。
「そうではないホテル」とは安価な旅館や民宿、ビジネスホテルです。
ニュースでインタビューされている人たちも「せっかくだからリッチな旅行を」と答える人が多いのでそれが世間の流れのように見えています。
元々安いホテルを今のタイミングで利用する必要はない、ということでしょう。
これに加え、出張も制限されているのでビジネスホテルは苦境に立たされていると思います。
宿泊予約サイトを見ていても、(私は札幌在住なので函館のプランなどよく見るのですが)湯ノ川温泉や函館市内のハイグレードホテルはことごとく1泊2万円を超えるような強気な値段設定をしています。これまでは1万円前後だったホテルが、です。
一方、ビジネスホテルは1泊3,000〜5,000円というGoToトラベル適用以前と変わらない宿泊代金を設定しているホテルがほとんどです。(むしろ函館は北海道新幹線の開業で少しずつホテル単価も上がってきていましたが、ビジネスホテルは逆戻りしている状況です)
それだけ「割引」の効果は大きく、それが税金を使っているとなると少しでも自分が納めている税金を回収したい、という気持ちが強くなるのかも知れませんね。
同じエリアでもこれだけの差がついてしまうのは、少し悲しい状況です。
安くて良い旅行をする、もう一つの考え方
GoToトラベルを活用しつつ、「安くて良い旅行をする」別の考え方を提案したいと思います。
- GoToトラベル期間中は割高すぎず、内容と価格がほどよいバランスのプランを利用する
- GoTOトラベル適用後にハイグレードなホテルに泊まって「リッチな旅行」をする
その理由は以下の通りです
- GoToトラベル期間中は実情よりもかなり割高な料金設定のプランが多い
- 元々割高なのに、これから観光シーズンを迎え旅行代金の高騰が予想できる
- 観光シーズンでは「今しか見られない、体験できない旅行」に重点を置く
- GoToトラベル終了後は旅行需要の落ち込みが予想され、各社適性、もしくはそれ以下の「お値打ちプラン」を出してくることが予想される
- 旅行需要の落ち込みとオフシーズンが重なれば旅行代金はさらに割安になる
- 過剰な受け入れ状況で満足のいくサービスが受けられないGoToトラベル期間中のハイグレードホテルよりも、宿泊者が適正な人数に落ち着いてきたオフシーズンの方がより良いサービスを受けられて、価格以上の満足考えられる。
割引額が大きくて金銭的には得をしているかも知れませんが、旅の満足度、という付加価値の部分ではGoTo期間中の旅行が必ずしも満足感を満たしてくれるとは限りません。
家電製品などいつ買っても価値が変わらないモノは安い時に買うのが絶対にお得ですが、旅行の満足度は「良い思い出になるか」が重要なポイントだと思います。
- 良いホテルに泊まったのにまともなサービスが受けられなかった
- 混雑していて落ち着かなかった
これではせっかくの旅行も台無しです。
GoToトラベルを利用して旅行をするのは絶対にお得なのですが、ほどよい値頃感を探して、浮いたお金をその後の贅沢な旅行に使う、という考え方もあって良いのではないかと思います。
ほどよいバランスってどんなバランス?と聞かれると困ってしまいますが、価値観は人それぞれ違うのでその中で「このぐらいなら内容と価格のバランスがいいかな?」と思えるプランを見つけてください。(無責任ですみません)
まとめ
GoToトラベル必勝法のまとめです。
- 予約は早めに!
- 気になるプランは複数予約!
- キャンセル待ちも活用する!
- キャンセル料発生日は絶対に忘れない!
- GoToトラベルの適用条件は変更される可能性大!
*予約時や旅行参加時には本人確認を求めら得る場合があります。GoToキャンペーンは税金を利用した国の事業です。規約に違反したり、地域限定クーポンを不正に取得、利用すると罰せられる可能性がありますので法令遵守で、正しく利用しましょう。
以上です。
GoToトラベルについて少しでも参考になれば嬉しいです^ ^
割引価格の大きさだけにとらわれず、納得のいくプランを選びましょう。
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