第1回では道の駅に関する概要や基本コンセプトをお伝えしましたが、第2回では道の駅スタンプラリーとは具体的にどういうものかをご説明します。
始め方は簡単!スタンプブックを購入して、道の駅でスタンプを押すだけ!
道の駅スタンプラリー帳(スタンプブック)を購入する
・スタンプブックは毎シーズン新たに誕生した道の駅が追加されて発行されます。(発行元は【北海道地区「道の駅」連絡会】)
・ほぼ全ての道の駅で購入可能です。(200円)
→2021年からは300円になりました。
・スタンプブックにはエリアごとの道の駅の場所が記されているのでチェックしながら進めましょう。
・各道の駅のページにはスタンプ押印スペースが2箇所(メインのスタンプと日付印スペース)あり、住所、連絡先、施設内容(特にトイレの情報が詳しい)、休館日、営業時間、スタンプ押印時間、主なイベント情報が記載されています。
(下の写真参照)
・スタンプ予備ページもあるので、間違えて他のページにスタンプを押してしまった場合や、新たに誕生してもその年のスタンプラリーには入らなかった道の駅のスタンプを押すことができます。
道の駅でスタンプを押す
・各道の駅に設置してあるスタンプ台でスタンプ帳にスタンプを押します。
*注意*ほとんどの道の駅では休館日および閉館時間はスタンプを押せません!
以上です!簡単ですね。
注意しないといけないのは、スタンプは道の駅の営業時間以外は押せないということです。
トイレは24時間空いていても、道の駅の施設は営業時間があり、場所によっては休館日もあります。営業時間も時期によって異なる場合が多いので事前に調べていきましょう。
スタンプラリーの期限
1シーズンの期間は年によって少しずつずれますが、だいたい4月中旬〜翌年3月中旬です。
2022年は4月23日〜2023年3月21日まで。
その年の賞に応募するためには1シーズンで押したスタンプの数で応募できる賞が決まります。
「全駅完全制覇認定」は2年間でまわりきれば認定されます。
「完全制覇=全駅制覇」ではない?
全駅完全制覇の認定を受けるためには全ての駅のスタンプを集める必要はありません。
2020年は2020年6月19日(金)~2022年5月22日(日)までの2年間で100駅以上が認定の条件でした。(2017年は115駅でした。ただし、冬季閉鎖1件、改修工事による休館期間がある施設1件を除くのみでした。2020年はおそらく新型コロナウイルスの影響を鑑み基準が下げられたのだと思います)
2022年は125駅が完全制覇の条件です。
ただ、これは道の駅連絡会に認定されるだけなので、個人的には全部のスタンプを集めて「完全制覇」と言わないと納得しない気がします…。
救済措置
休館日や閉館時間に行ってスタンプが押せなかった場合は道の駅の看板を背景にスタンプブックを持って写真を撮ってスタンプブックに貼れば「5駅まで」スタンプを押したとみなされます。(本人が写っていることが条件です)
完全制覇をするとどんな特典があるの?
完全制覇をするともれなく次の2点がもらえます。
・全駅完全制覇認定証
・全駅完全制覇ステッカー
《受取方法》
完全制覇をした最後の道の駅でスタッフにチェックをしてもらい、確認印をもらい以下のいずれかの方法で受け取ります。
①確認印を押した申し込み用紙と交換でその場でもらう。
②認定証に記名が欲しい場合は申し込み用紙を北海道「道の駅」連絡会事務局まで送付し、後日、記名した認定証をもらう。
私は記名された認定証が欲しかったので事務局に申込書を送付しました。
他にどんな特典があるの?
2022年度の主な賞は下記の通りです。
・スタンプ125駅以上(完走賞)*2017年度は115駅以上
・80駅以上(周遊賞)*2017年度は80駅以上
・60駅以上(ハーフラリー賞)*2017年度は50駅以上
・30駅以上(タイアップ賞)*2017年度は無し
・5駅以上(チャレンジ賞)*2017年度も同条件
・16駅以上(ファイターズ賞)の6種類。*2017年度は無し
商品は道の駅の特産品やオリジナルグッズ、ファイターズ賞はお気に入り選手のサイン入りレプリカユニフォーム、タイアップ賞は各企業の商品がもらえます。
それぞれの賞が何名に当たるかは明記されていません。
スタンプブックを持っているだけでもお得!
スタンプブックを提示すると「ソフトクリーム割引」や「ドリンクサービス」、「入場施設の値引き」「お買い物の値引き」など各駅で特典を受けられます。
いくつかの道の駅をめぐって特典を利用すれば300円のスタンプブック代はすぐに元が取れてしまいますね。(特典が何もない道の駅もあります)
まとめ
以上がスタンプラリーの概要です。
道の駅をいくつか回ってみようと思ったら、割引特典があるのでとりあえずスタンプブックを購入するのがいいと思います。
参加者の中には何冊もスタンプブックを持っている人もいますし、家族で楽しんでいる人もいます。各賞の商品は数も少なくなかなか当たらないみたいなのであまり期待しない方がよさそうです。
それぞれの道の駅で特徴あるスタンプを準備しているので、どんなスタンプが待っているのか楽しみに行くのもいいですね。
コメント