バイク用ブーツ【GAERNE/Gミッドランドゴアテックス】

Gミッドランドはアドベンチャーバイクにピッタリのブーツです！（写真はブーツゲイターを履いています。）

GAERNEの「Gミッドランドゴアテックス」を4年間履いて3万キロ以上走っている経験をもとに徹底レビューします！

Contents

【結論】アドベンチャーバイクにピッタリ！ツーリングには最高のブーツです！
安心のプロテクション
柔らかくて履きやすい。
高い防水性
防寒性も高い
ワンポイント｜ブーツ内の蒸れを防ぐにはメリノウール製の登山用靴下がおすすめ。
サイズ感
アドベンチャーバイクに似合うスタイリング！
ツーリングはもちろん、街乗りでも履きやすいブーツです！
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【結論】アドベンチャーバイクにピッタリ！ツーリングには最高のブーツです！

購入したてのピカピカのブーツ。アフリカツインが納車される前に買ってしまいました。

いきなり結論から言ってしまいますが、このブーツはライディングブーツに必要な安全性がありながらとても履きやすいのでツーリングに最適です。
＊私のブーツは2016年に購入したので、現行モデルとは仕様が異なっている部分もあると思いますのでご了承ください。

安心のプロテクション

ここからは丸4年履いた後の状態の写真です。シーズンが終わってまだ磨いていない状態です。
革製なのでちゃんと汚れを拭き取り革靴用のクリームを塗り込めば黒い艶が出てきていい味になります。
牛革の「フルグレインレザー」という革を使っているそうです。
フルグレインレザーは耐久性や防水性が高い、高級な革だそうです。ライディングブーツには最適ですね。

すね部分には樹脂製のプロテクターを内蔵。万が一のアクシデントの際、ダメージを受けやすいくるぶし、かかと部分にはプラスチック製のプロテクターを装着。路面と接触しやすい小指部分には厚めの合成皮革が縫い付けられています。つま先には熱成型されたカップ型のつま先ガードを内蔵しています。（引用：ガエルネ公式ホームページより）

ペダルにぶつけがちなスネのプロテクションや、かかとのプラスチック製のプロテクターは安心感が大きいです。爪先部分もとても頑丈です。
バイクに触れる内側はバイクに傷がつかない素材になっています。細かい気遣いが嬉しいですね。

柔らかくて履きやすい。

バックルはスネの下部までで、そこから上は広範囲でベルクロが貼られています。
ブーツが「ガバッ！」と開くのでとても履きやすいです。
突然の雨でレインウェアを着る時もブーツが脱ぎやすいので素早くレインウェアが着られます。
でも横着してバックルを解放しないで履いたり脱いだりはできないですよ。

履きやすさは後ろにも秘密が。
上部がサイドゴアブーツみたいに伸縮性のある素材になっています。
これは履きやすさもそうですが、実際にバイクに乗っているときの快適性にもつながります。

必要な部分にはしっかりプロテックションが入っているのですが、足首部分はとても柔らかくてライディング中にストレスを感じることはありません。

本格的なモトクロスブーツだと足首もガチガチになりますが、このブーツはそういったストレスがなく、ちょっとしたハイキングぐらいなら全く問題なく歩けますし、キャンプの時もバックルを外していればストレスなく過ごすことができます。
（普段キャンプではサンダルを履いていますが、寒い日や雨の日はこのブーツで過ごします）

ソールはガエルネのオリジナルです。
現行モデルは内側がフラットになっています。
ペダルに足を乗せていてもスリップすることはないですし、ハイキングコースを歩いてもブロックパターンで安心感があります。

靴底の厚さは爪先側で2cmぐらい、かかとが３cmぐらいです。
シート高の高いアドベンチャーバイクやオフロードバイクに乗る時は足付きがよくなりますね。
私は184cmあるのでこのブーツを履いてシート高87cmのアフリカツインにまたがると、両足がかかとまでべったりついて膝が曲がるぐらいになります。

高い防水性

私はブーツを選ぶ時は防水性をものすごく重要視します。何日もツーリングをするのに雨に降られて足元が濡れてしまったら不快で仕方ありません。アフリカツインのようなアドベンチャーバイクは水しぶきが足にかかってしまうので、水溜りがあると膝下まで水しぶきが飛んできます。

「Gミッドランドゴアテックス」はその名の通りGORE-TEX®が入っているし、防水性の高い牛革を採用しているので、スコール並みの雨に降られてもほとんど水が染み込んでくることはありませんでした。防水性に関してはかなり信頼性が高いです。

防寒性も高い

ブーツに厚みがあるので寒さも感じづらいです。ブーツの下に厚手の靴下を履けばさらにアタたくなるし、ハイカットブーツは裾から入ってくる風もないので防寒性は高いです。
ただ、さすがに気温1桁前半になると爪先に冷たさは感じます。

ワンポイント｜ブーツ内の蒸れを防ぐにはメリノウール製の登山用靴下がおすすめ。

私は登山もするのですが、分厚い革靴を履く時はメリノウール製の靴下を履いています。
それも裏地がかなり起毛しているタイプです。
GORE-TEX®は透湿性が高い素材ですがそれでも限界がありますので、靴下でそれを補う必要があります。分厚いメリノウール製の靴下を履けば汗をしっかり吸ってくれるので蒸れないため、大量に汗をかく夏でも分厚い靴下の方が快適です。
私はSmartwool（スマートウール）の「ヘビークルー」という靴下を愛用しています。
ブーツのサイズは厚手の靴下を履く前提で選ぶことをおすすめします。

サイズ感

ご参考前でに、私が履いているサイズは28cm（EUR25、USA10 1/2）です。
ビジネスシューズは27cm、スニーカーは27〜28cmを履いています。
幅広、甲高、土踏まずがあまりない、の典型的な日本人の足型です。
このブーツはイタリア製ですが、横幅の狭さは感じません。
ガエルネの他のライディングブーツよりゆとりがある足型なのではないかと思います。
爪先はむしろ余裕があるぐらいです。

アドベンチャーバイクに似合うスタイリング！

私がモデルなので恥ずかしいので顔は隠しておきますが…アフリカツインにピッタリのブーツだと思いませんか？全身真っ黒なブーツなので少し地味過ぎるかもしれませんが、おじさんライダーにはしっくり来るデザインです。もちろん若いライダーでもカッコよく履きこなせると思いまし、若い人が履いていたら「お〜、良い物を知ってるじゃん！」と一目置いてしまうかもしれません。
ライディングパンツでも、ジーンズでも合わせやすいと思います。

ただ、スネのプロテクションが分厚いので細身のパンツだと裾をブーツから出して履くことはできません。