北海道では冬の間はバイクに乗れません(泣)
11月になると、北海道ではいよいよ長い冬がやってきます。
いつ雪が降ってもおかしくない状況。雪が降らなくても気温は1桁台なのでバイクに乗る気も失せてきます。
雪が降る冬の間はバイクに乗れないので翌年の4月ごろまでの約半年間、バイクを保管する必要があります。
北海道のバイクショップでは冬の間バイクを保管してくれるところが多いです。
屋外にバイクを停めている方やバッテリーの管理など保管に自信がない方はこういったサービスを利用することをお勧めします。
私は札幌に転勤してきて5年間はずっとホンダのショップに冬季保管をお願いしてきましたが、今年は予約するタイミングが遅れて電話をした時にはすでに予約で埋まっていました。
仕方なく、今年は自宅マンションのバイク置き場で保管することにしました。
この記事では、ショップのバイク保管サービスと自宅で保管するメリット、デメリットなどをお伝えしていきます。
冬季保管をプロに任せるか、自分でやるか
屋根のある保管場所があり、バッテリーを外すなど簡単な作業ができるライダーは自分で保管すればお金がかかりません。
私の知っている地元のライダーたちはみんな自分でバイクを保管しています。
私はバッテリーぐらいは外せるのですが、何となく心配でいつもショップに預けていました。
私のマンションのバイク置き場は建物の半地下部分なので雪をかぶることが無く、冬季保管も問題ないのですが…。
バイクショップの保管サービスと自分で保管、それぞれについてメリット、デメリットを解説します。
バイクショップの冬季保管サービス
自分で保管
バイクショップの冬季保管サービス
費用:大型バイクは3万円近くかかります
保管費用はバイクの排気量によって変わります。
私のバイクは大型バイクなので費用は3万円近いです。
費用の中には点検費用も含まれているので、保管中にバイクをメンテナンスしてくれます。
春の乗り出し時に安心できるメリットは大きいですが、費用に見合っているかはその人の考え方によりますね。
自宅で保管できるなら、春の乗り出し時にメンテナンスだけ依頼したほうが費用は安く済みます。
手続き:予約をして車検証と一緒に持ち込むだけ
手続きは簡単。電話もしくは来店して予約をして、預けたいタイミングでバイクを持ち込みます。
持ち込む際はガソリンタンク内の錆を防止するためにもガソリンを満タンにしておきましょう。
その際に車検証を持っていく必要があります。
予約受付が始まったらすぐに予約しないと、あっという間に予約が埋まってしまいます。
ホンダドリームは来シーズン(2023年冬)からはその店舗で購入した人以外は保管を受け付けないという通知がありました。
私は単身赴任中で、バイクを購入したのは東京のショップなので来シーズンも札幌にいた場合は、預けてもらう権利すらなくなってしまいます。
お得意様を優遇するのは当然のことなので、仕方ないことかもしれませんが、少し残念です。
入庫・出庫:ライダースジャケットを着てヘルメットを持っての電車移動が面倒
私のマンションからショップまでは電車で2駅。
駅からは15分ほど歩く必要があります。
ライダースジャケットを着て、ライディングブーツを履いて、ヘルメットを持っての電車移動&徒歩移動はちょっと恥ずかしいし面倒です。
これが入庫、出庫の時の恒例行事です。
駅近のバイクショップはほとんどないので、公共交通機関を利用してショップに行くのは面倒です。
整備が苦手なライダーは安心感がデメリットを上回る!・・・か?
マイナス10度以下になる北海道の冬に、自分でバイクを保管するのはちょっと心配です。
ショップに預けておけば、乗り出しの時に動かないなんていうことはまずないですから、春にドキドキしながらバイクのエンジンをかけることもありません。
ただ、実際にはショップで預けていてもどんな保管をしているのかはわかりません。
メンテナンスをするとき以外は倉庫に保管しているだけなら屋根のある場所で自分で保管するのと変わりないです。
私は札幌に来てから5年間、ショップに冬季保管を依頼してきましたが、今年は自分で保管しているので春の乗り出しで問題が無ければ今後はショップ保管を依頼しないかもしれません。
自分で保管する
風や雪からバイクを守れる環境があり、バッテリーチャージャーをお持ちの方は、自宅での保管もOKです。
自宅で保管するときは次のことを行いましょう。
ガソリンを満タンにする
ショップに預ける時と同様、ガソリンを満タンにしてタンク内が錆びないようにします。
洗車をする
汚れがついていると塗装に悪影響があります。
特に虫がついた後はしっかり落としておきましょう。
チェーンも汚れを落として注油します。
バッテリーを外す
バッテリーはバイクから外して室内で保管し、定期的にバッテリーチャージャーで充電をします。
バッテリーを外すときはマイナスから、つける時はプラスからです。
バッテリーチャージャーの定番は「オプティメイト4」
バッテリーにつなげて自宅のコンセントにさしておくだけで通常充電、回復充電、メンテナンスモードに対応してくれます。
バッテリーは自宅の暖かい場所に保管して、定期的にオプティメイト4で充電状態をチェックします。
センタースタンドを立てる
センタースタンドがあるバイクの場合は、センタースタンドを立ててタイヤの変形を防ぎます。
バイクカバーをかける
バイクにホコリがつかないようにカバーをかけます。
風が吹き込んでくる場所で保管する際は、バイクに毛布などの柔らかい布をかけてからカバーをすれば、カバーでこすれてバイクが傷つくことを防げます。
大切に保管して来シーズンを待ちましょう
東京に住んでいるときは冬でもバイクに乗れるので長期間保管することはないですが、冬の北海道では半年近くバイクを保管する必要があります。
自分で保管できなくてもショップの保管サービスを利用する方法もあるので、自宅の駐車場の環境やご自身のメンテナンス知識に合わせて保管方法を選びましょう。
冬の間は来シーズンのツーリング計画を練って過ごす時間も楽しいです。
愛車を大事に保管して、春を待ちましょう!
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